記憶喪失状態で王子だの伝説の戦士とか聞かされたら人おちょくってんのかと言われても不思議ではないレベル。
てっきり悪の種でも埋め込まれて開放されたのかと思いきや現時点ではそんな様子もないカナタ王子。
まぁこれ以上絶望を溜めてどうするのかとシャットも言ってたしある日突然発症する可能性も無きにしもあらずだが…。
と言うかそうでもなきゃハマーン様があの状況でおめおめと王子を逃がしたってことになるし。流石に何もしてないってことは考えにくいわけで。
その辺のアレコレは恐らく次回以降明かされるとして、今回はそんな王子の記憶をあれやこれやと連れ回して刺激してみようでござるの巻。
この手の展開で毎回思うけど記憶を取り戻させようとする行為って要するに今の人格の完全否定になってるよなぁと。
記憶喪失本人からすれば自分が求められていない上に記憶を取り戻さないと周囲も腫れ物扱いすると言う針のむしろだし。だからこそ無理に記憶を取り戻さなくても良いって展開が染みるのだが。
しかし知らない女の子からお兄様扱いされるのは嬉しいやら怖いやら。城とか姫とか言ってるし記憶が無いことを差し引いても若干怖さが上回るかもしれない。
