せい☆どく

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感想垂れ流し系

ガーリッシュ ナンバー 第03話 「邪道な千歳と王道展開」

このアニメ段々クセになってきたかもしれない。


相変わらず声優パートのどこかふわふわした世界観とは裏腹に異常にシビアな原作者の扱い。
キャラデザ会議も脚本の打ち合わせも演技指導も全部袖にされる辺り力関係がまざまざと見せつけられるというかここがノンフィクションだと針のむしろすぎる…。
さすがに多少なりとも誇張はしてるんだろうけど基本的にアニメ制作において原作者の意見なんてミソッカスほども考慮されないと思っておくべきか。
と言うかこんなに居心地悪いなら収録にまでいなきゃ良いのに。それとも脚本家が逃げたから出席せざるえないんだろうか。
既に万策尽きかける一歩手前な状況な気もするのだがその一方で当の主人公は1〜2話に比べて大分マシにはなってきたかなと。
作中でも言われてる通り頭も性格も悪いなりにそれなりの才能はあるようでちょっとコツを教わっただけでメキメキ上達していったし。
いや演技は過去作の引き出しか他の作品見て演じろなんて基礎中の基礎今まで教えられなかった事の方が驚きなのだが。兄も普段演技見てるなら教えてやれば良いのに。
まぁ身内が教えて聞く性格じゃないし1度凹んで自分の実力知ったからこそ素直に聞いた部分もあるんだろうけど。それはそれでつまらない演技呼ばわりされるようになったのはご愛嬌。
割とおちゃらけなこの作品で声優たるもの個性を出すべきか求められるテンプレ演技を出すべきか、なんて深刻な問題やるとは思えないけどどういう展開になるのかちょっと楽しみになってきた。


しかしリアルでこんだけ万策尽きたアニメが出てくると笑い事にもなりゃしないな…。