せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

AIR 第08話 「なつ -summer-」

神奈かわいいよ神奈。


しかし前半はかなりコミカルというか笑い溢るる内容でほんわかし、後半でシリアス展開を持ってくるのは王道だなぁ。
王道ですが、原作での見せ場を1クール30分内にきっちり押さえ作画・演出も上々、というのは簡単そうで難しいもの。
京アニはそこら辺、神がかったもんがありますな。
声優の演技もかなりの高水準、ていうかやはり喜久子お姉ちゃんは癒されるなぁ。
神奈の声もいいツン具合だし柳也も渋め。全員ベテランだけに演技に難なし。
観鈴ちんの中の人もそうだけど、キャラ的になんか出しづらそうにしてたもんなぁ。


各所で「早い」とか「2クールで」とかの声も聞こえますが、1クールでこのまとめ方が素晴らしいかと。
summer編も欲を言えば3話は欲しいとこですし、前回の観鈴編なんて1話だけでしたが、だからこそ見せ場がたんまりなわけで。
正直、ゲームでのAIRはたまにダレる部分があり、よくぞまぁここまで美味しいとこを切り貼りできたなと関心するばかり。
今回でいえば脱走、逃亡、お手玉、祭り、戦闘、母親との出会いと息つく間もなしとはこのこと。


短いことへの懸念といえばキャラへの感情移入ですが、そこらへんのサイトを覗いても否定意見はほとんどなかったようで。
柳也はユニークながらも格好良いし、裏葉は喜久子お姉ちゃんだし、神奈はツンデレだし。
次回はじんわり泣いてしまいそうな展開。


9話でsummer編が終わるとして、AIR編は10、11、12の3話構成か。13話は総集編というかまとめっぽいものらしく。
後日談を誰にも納得できる形に収めれば、長らく語り継がれるものとなること請け合いだなぁ。
ほんとに総集編ってことはないでしょうが。