せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

今日の智代アフター

というわけで感想。隠すのもダルいんでネタバレ注意。


正直に言えば期待はずれ、客観的に言えば今までのKey作品と一線違う奥深い物語。
家族愛をテーマにしてるのはクラナドでも同じだが、こちらはよりミニマムな範囲にのみ収まってる。
朋也の家に集まる様は家族ごっこと言えばそれまでだが、見てて笑いのたえない生活は羨ましい部分が。
いやまぁ主に笑い部分というか鷹文と河南子の存在が大きいんだが。
鷹文の問題を解決し、河南子の問題を(ほぼ独力っぽいが)解決し、ともの問題を解決。
その流れで朋也自身も成長していき、最後に一番賛否両論を受けてるアレをああすることによって智代自身が成長し、物語が終わる。
まさに智代のアフターというか、主人公本人がヒロインの成長のための起爆剤と言えば分かり易いか。
分かり易いんだが、ゲーム本編じゃえらい思想的というか過去の偉人みたいな語りっぷりなんで胸に入ってこないんだよなぁ。
永遠の愛とか素晴らしき人生とか、どこのフロンかと。かにみそっ!
まぁ成長の過程を魅せるためとはいえ、ともよを最初から最後までクラナドでの朋也ばりにへタレキャラにさせたのは微妙。
朋也がアレになったりああなったのは全然良いし、むしろ「さすがKeyのお家芸だな!」と言っても良いんだが。
いかんせん尺が短すぎて全然描ききれてないというのが素直な感想。クラナドの渚アフターの半分もなかったんじゃまいか?
総じて、アフターアフターまでは良作。その後は理解困難なライター自己満足な世界に陥っててついてけない。


ああ、RPGは面白いんでお勧め。階層深まるにつれて綱渡りのような戦術ばかりになってるなぁ。
というかこれに力入れすぎだってのが丸分かり。
ところで発売前に智代アフターはエロエロよーん、とか言われてたのに全然シーンが少ないんですが。


で、河南子アフターはまだですか?