せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

今年度アニメランキング

さて、割とどこでもやってるけど何しろアニメもやらないのでネタがないというわけで。
という一文が去年にあったのでそのまま流用する。ああ便利だ。
ちなみに去年のトップ10は上から順番に

1位:AIR
2位:なのはA’s
3位:ぱにぽにだっしゅ!
4位:まほらば
5位:ゾイドジェネシス
6位:フルメタ
7位:ARIA
8位:ローゼン
9位:フタコイオルタ
10位:スクラン

と相成ったわけですが。我ながら無難すぎるチョイスだ。というか2005年以内に終わってない作品もいくつかあるし。
今年は数が多いので五段階評価をつけての評価に変更、それに伴って全部のアニメ感想を見直さなきゃならんという苦行がですね。
うーん、自分の文章ってあんまり見直したくないんだよなぁ。吐き出した言葉は戻らない。
いや割としょっちゅう誤字脱字ばっかで修正してるけど。
というわけで五段階評価開始。いやもうあまりの数の多さにやっぱトップ10のが楽だからそっちにすゆ!と何度思ったか。

☆1
機神咆吼デモンベイン
ギャラクシーエンジェる〜ん
銀色のオリンシス
つよきす Cool×Sweet


作画が悪い、話が悪い、テンポが悪い、原作改悪が悪いとやんごとならない事情のアニメをぶち込んでみました。
この中でさらに優劣つけるとしたらつよきす>エンジェる〜ん>デモベ>オシリだろうか。
つよきすは原作やってる身として我慢できない内容というわけで出来は良くある緩々作品。偏見なければ星2つはあるやもしらん。
エンジェる〜んも前期の印象が強すぎるせいなんだけど、それを考慮しても作画と話のかったるさが死活問題。エンジン回る前に終わったし。
デモベは2クールあって作画が良好ならかなり良い評価いったんだろうけどなぁ。オシリは良いとこを探す方が難しい。

☆2
イノセント・ヴィーナス
かしまし
コヨーテ ラグタイムショー
しにがみのバラッド。
スパロボOG
となグラ!
パンプキンシザーズ


ほぼ平均的な作品、もしくは例え良い作品であってもどこか欠点がありそれが致命的な領域に踏み込んでる作品をチョイス。
イノセントは放送当初は意味深な雰囲気と悪くないロボで期待したもののあまりの説明のなさに話が乗る前に視聴する気がなくなってしまった。
かしましは終わり悪ければ全て悪いの典型。お金儲けは大歓迎だけど放送媒体で終わらせない構成はどうか。あれがなければ良作だったのに。
コヨーテも1話で期待を持ちすぎて後のグダグダとスケールの小ささに尻すぼみしてしまった作品だなぁ。
しにがみのバラッドは単純に話数が少ないせい。雰囲気は悪くないけど設定を無視すれば1話完結話はキノの方が好みではある。同じ電撃作品として。
スパロボOGは…まぁ今後に期待。ロボCGもこなれてはきてるんだけど既に1クール過ぎたし作品終わる前にぐりぐり動いてくれれば良いのだが。
となグラは男も女もイライラさせられっぱなしだった。単純に趣味ではなかったということで。
パンプキンもなぁ。ゴンゾオリジナルがなければ良作なんだけどそのオリジナルがことごとく外れなんでガンガン評価落としてる。勿体無い。

☆3
アニマル横町
ウィッチブレイド
おとぎ銃士赤ずきん
かりん
くじびきアンバランス
護くん
ザ・サード
灼眼のシャナ
ジャぱん
すもももももも
奏光のストレイン
ゼロの使い魔
ネギま!?
ひぐらしのなく頃に
Fate/stay night
貧乏姉妹物語
無敵看板娘


視聴するに過不足ない作品がドン。別名、見れる限り見続けるけど別に見れなくなってもさほど後悔はしない作品達。
アニマル横町は時間変更してから見れなくなったけど個人的にはあのブラックユーモアが大好物でした。5歳児に見えない主人公とか。あとくーちゃん。
ウィッチは能登の新境地を見たかなと。話自体も面白かったんだけど最後が尻切れトンボっぽいのは残念。
赤ずきんは子供向けの皮をそろそろ完全に剥がしてもらいたく。半端に両者アピールしてるからどうも今一歩が足りない。
かりんは2クールあった割にそれほど印象深い話もない良くも悪くも空気作品だった。絵柄はエロましいけどそれだけじゃなぁ。
くじアンは逆に2クールあればと思う程度には印象深い話が多かった。そりゃ学園物で宇宙人とか忍者が出りゃそうなるか。
護くんは最近あんまり自分の趣味から外れてきたのが微妙っぽくなってきた。役に立たない主人公は良いんだけど肝心なとこでイヤボーンは困る。
ザ・サードは丁寧といえば丁寧なんだけどいかんせんアニメになるのが遅すぎた。内容知ってるけど興味はなくなったので視聴姿勢が半端極まりなんだ。
シャナは…半端な部分で終わったのはさておき、小説に比べて内面描写が少ないからキャラに感情移入できないできない。素材は良いのに。
ジャぱんは原作が微妙になりそうな頃合を見計らったように良い部分で終わったなぁ。リアクションもアニメならではの手法で…む、銀魂に似てるなこの部分。
ももは緩い感じで見る分には最良。ただ2クールも必要なのだろうかとその部分だけは危ぶまれるが。戦闘パートだろうしなぁ2クール目からは。
ストレインは地味な良作と言うべきか。あんまり他で話題を聞かないけど個人的には大好物であります。はっちゃけが足りない気もするが。
ゼロい魔は2クール目やるらしいんで評価保留。良くも悪くもと言った感じで。まぁ個人的にはもう飽きてしまったのだが。
ネギまに関しては第二のぱにぽにを期待した身としては最近のシリアス話が不評なんでこの程度。ギャグやるのかシリアスやるのかどちらかにしてもらいたく。
ひぐらしも新作やるんで保留…と言いたいとこだけどまたカットカットで無難な仕上がりになりそうだなぁ。そもそも問題編が問題提示しきれてないのに解答編て。
Fateはなんというか…きのこ節をアニメにするの無理だって。映像に相応しい題材と文章に相応しい題材というか。空の境界もこの分じゃどうなるか心配になる。
貧乏姉妹もそういえば2期目やるとか聞いたけど、いつやるんだろう。音沙汰なさすぎる。作品の雰囲気は悪くないからやるにやぶさかではないのだが。
無敵看板娘は最初の方こそ原作の雰囲気を活かしきれてないと思ったものの、進んでみれば独特のテンポをマネできるようになって悪くはなかった。

☆4
舞乙
武装錬金
デスノート
ウィンターガーデン
ローゼンメイデン
あさっての方向。
ちょこっとSister
N・H・Kにようこそ!
スクールランブル二学期
いぬかみっ!
桜蘭高校ホスト部
よみがえる空
吉永さん家のガーゴイル


ここから個人的にお気に入りと言える作品の羅列。
舞姫より暗くなく、さりとて薄いというわけでもない微妙なバランスの上での舞乙は前作よりは良い感じに視聴できた。
もっとも終わりが超展開っぽいのと続きがOVAで緩々やってるのは判断別れる部分ではある。OVAを見るほど好きというわけでは。
武装錬金はこの勢いでいけば今期トップクラスの熱血アニメになる潜在能力があるものの、いかんせん時間が悪い気がする。ネギまと交換しよう。
というか改めてこれを切ったジャンプの先見性のなさに失望を覚える。確かに戦闘が微妙なのは分かるけどそれを補う熱さがあるというのに。
デスノートは前評判が高すぎて少し不安になったけどそれに応えるような良質作画と原作で分かりづらい部分の補足を行って実に好印象。
問題は原作でも微妙な後半部分をどう調理してくれるか。素材がイマイチだとさすがにこのスタッフでも辛かろうて。
ウィンターガーデンローゼンメイデンはともに前後編だけだけど各々地味に個人的嗜好のツボに嵌って高順位に。
ウィンターは話のありきたりさとデジキャラ題材にする意味はアレだがキャラの可愛さが異常なのが良い。ローゼンは銀様。あと真紅の不人気加速がとんでもない。
あさってはからださんが家出してからが微妙なものの、それまでのなんとも言えない雰囲気アニメっぷりがARIAを連想させてくれる。
男連中がヘタレすぎたのが一番問題だよなぁ。原作よりは数倍マシだけど。
ちょこシスは1クール目がへちょすぎたのが痛い。2クール目の面白くもシュールなのがツボに入っただけに余計そう思う。
これは花屋がダメすぎたのかゆりぴょんが偉大すぎたのか。両方か。
NHKは終わってみればなんとも今までの話はなんだったんだろうという気がしないでもないが、こういうエセ青春話は嫌いではない。
小説以上漫画以下の痛々しさと程よい按配が良かったのだろうか。
スクラン二学期は1期に比べてパワー不足を懸念したものの終わってみればいらぬ懸念であったと一安心できる緩さ。
ただ原作も面白いのはこの辺までで、下手に三学期とか言われたらかなり微妙ではある。あったら見るんだろうけど。
いぬかみの面白さは一も二もなく変態に尽きる。作画の不安定さもこのはっちゃけ具合で全て許せるというもんだ。
特に男達のEDは今でも印象深い衝撃…笑撃?として心の中に残るというかこびりつくというか。
ホスト部は完全少女マンガっぽい名前とは裏腹に実にオタ視聴者の琴線をくすぐる作りが見事の一言。原作も面白いんだけどやはりアニメのが一歩勝るか。
殿やハルヒを筆頭に声優のノリノリ具合が作風に乗ってる感じを受けるのもまた趣深い。特に殿は本気で楽しそうだった。
よみがえる空は堅実な作りと現実味溢れる内容、頑張ってもどうしようもない悲壮感を誤魔化さず描いてて印象深い。
まぁ具体的にどこが気に入ったかと言われれば返答に困るけど。作品全体を1つとして見るこそ面白いと言える作品ではある。
ガーゴイルは梨々可愛いよ梨々。あと若本作品。アニメから原作に入ると小説のシュールさは色々戸惑ったなぁ。
基本がハートフルコメディなだけにのんびり見れた作品というだけで個人的評価が高くなったのやもしらん。

☆5
ARIA
うたわれるもの
Kanon
銀魂
コードギアス
涼宮ハルヒの憂鬱
ゾイドジェネシス
ブラックラグーン


見れなきゃ3日くらい落ち込みそうな勢いの作品達。
ARIAは実に良い雰囲気アニメというか背景アニメというか。作画は所々怪しい部分があったものの見てるだけで和める作品は貴重。
見ててなんというかこう、や、やさしい気持ちに恥ずかしい台詞禁止。まぁそこまで言うほどではないけど、良い話だったなぁと思える話が多かった。
最終回を超えてなお絶賛ラジオ放送中のうたわれるもの人気は来年もまだまだ続きそうな勢いで非常に満足。
別にうたわれるものらじおがなくても元から作品は好きだったけど、らじお放送後の楽しめっぷりは異常。声優って偉大だのぅ。
うたわれキャラの声優って放送前は数人除いてほとんど知らなかっただけに、そういう意味でも掘り出し物な作品であった。
Kanonはフラグ立てがあざといとか盛り上がりに欠けるとか言われてるし実際そう思うものの、何だかんだでこの世界に入った作品なだけに評価も高くなる。
さらに京アニが手がけるとなれば文句の言いようもなく。キャラによって扱いに差があるのはヒロイン5人を消化せにゃならん上での弊害として飲み込む。
しかし声が付いて5年以上経ってるのにどのキャラもゲーム時よりいっそうキャラに似合う声を出せるようになってまぁ。若干2名ばかし声優変更されてるけど。
コードギアスは今期ロボアニメ、のみならず今期アニメ全体を比べても間違いなくトップクラスの作品であることは疑いようがない。と思わないでもない。
放送当時こそ反米アニメだの色々言われたものの、スタッフの機転かはたまた反逆かそんなテーマを父親への復讐というオブラートに包み隠した功績は大きい。
話の展開もさることながらキャラの魅力も過不足なく、さらに間が空くにせよ4クールやってくれるということで期待度もそりゃ上がろうってなもんだ。
ハルヒは落ち着いてみればそこまで騒ぐような作品だったのかと思わないでもないが、元から原作が好きなので総じて五つ星クラスへ。
この作品も声優に関していろいろ物議があったものの終わってみればどれもキャラにぴったりという総括に行き着く。特に朝比奈さんのポンコツ具合は異常。
惜しくらむは自分が好きな消失以後の話をやらなかった事にあるか。2期があるにせよ、Kanonが終わってらきすたが終わった次くらいだろうしなぁ。
ゾイドジェネシスは去年のランキングでも乗っけてるけど、最終回自体は今年なんよね。戦記物というに相応しい作品であった。
展開の堅実さや大多数のぶつかり合い、戦争と言った物を軽視しない程度に作品として昇華しており非常に密度の高い物語だった。
何気にどの作品より最終回の文章量が一番多いんだよなぁ。最終回に後日談があればよりいっそう評価が高まったろうに。
作画は手が追いつかなかったのか微妙なものが多かったにせよ、ゾイドの動きが回を追うごとに流麗になっていくのが視覚的にも楽しめた。
ブラックラグーンB級映画っぽさのある原作をそのまま表現しきれたのが大きい。原作の面白さをそのまま映像にするということは簡単そうで難しいだろうからなぁ。
特に2期目の双子編の面白さは筆舌しがたい。それだけにオリジナルを入れたせいでテンポを削がれた日本編が残念で仕方がない。




というわけで全45作品の簡単な総合感想でした。
感想サイトとしては多い方じゃないにせよ、1年でこれだけ見てたのは我ながら驚きというか。