せい☆どく

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感想垂れ流し系

ルパン三世VS名探偵コナン

ルパンVSコナンではなくコナン&次元だった気がする。
最後はちゃんと共闘してたけどだったらVSの意味は…ああ、小五郎状態での台詞の取り合いがVSね。


最初はどう考えてもネタとしか思えないコラボだったが終わってみればなんというか普通に面白かった。いちいち入る画面内の文字がちょっと冷めたけど。
絵面的にはキャラデザの関係上最後までカオスだったけど少なくともキャラ同士の絡みは予想以上に違和感なし。
シナリオの方はさすがに薄いというか微妙というか。まぁキャラ同士のクロスオーバーが見所なので内容が濃すぎてもそれはそれで困る。
今回一番見たかったとっつぁんと警部の絡みはほとんどなかったけど小五郎ととっつぁんが一緒に行動してたので特に不満はなし。
しかし象を三十分間眠らせる薬を数分で起きるとっつぁんは化け物か。そんなものを事件ごとに受けてる小五郎も十分化け物だが。
コナン側のキャラの性格が色々壊れてた気がするけどコナン自体久々に見てるので最近はこんな性格なのかもしれない。
全体的にカリオストロっぽい部分が見られたけど実際回想シーンで緑ジャケットとか芸が細かかったなぁ。今回の姫はクラリスを意識させたのだろうか。
要するに普段のルパンのTVSPよりはぜんぜん面白かったということなのだが。
コナンとして見ると違和感があったけどルパンを主軸としてみるとなんともないのはルパンの懐の広さ所以か。
ルパン側をゲストのように扱いながらコナンが弄ばれる展開は実に面白かった。
どうもコナンは得体の知れない相手にいちいち喧嘩を売ってるとしか思えないのだがその上でルパン側が1枚上手という展開は良かった。
というか次元とコナンのコンビが予想以上にマッチングしてて吹く。ボケとツッコミのように見えてお互い切れ者同士だし。
逆にルパンとはあまり絡まなくて残念。最後の推理ショーでのやり取りが面白かっただけにもうちょっと見たかったような。
推理ショーと言えば神谷明のルパン物真似が妙に上手すぎて困る。実にノリノリであるというか。
それにしてもグリリバは本当に何をやってもグリリバだなぁ。ほっちゃんも似たようなものだが。
普段のTVSPと違い有名声優どころを集めたおかげか聴覚的には随分楽しませてもらった。
逆にルパン側の声優はさすがに年齢が年齢なのか色々苦しそうなところがあった気がしないでもない。
特に不二子ちゃんの声が想像以上に劣化してて聞いて辛い。こればっかりは早いところ似たような声の代役を探すべきじゃなかろうか。


そういえばコナンってパスポートとかそういうの作れないんだよなぁ。想像だにしてなかった。
というかルパンだったら黒の組織もあっさり潰せそうな気が。それを言ったらおしまいだけど。