せい☆どく

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感想垂れ流し系

咲-saki- 第25話 「全国」

良い最終回すぎて普段はあまり2期2期言わない自分が2期を切望してしまった。EDの全国ダイジェストが卑怯すぎる。
エンドカードの「まだまだいくじぇ」は期待しても良いのだろうか。原作の方は進みが遅すぎて何年後になるやら…。


そんなわけで泣いても笑っても最終回。
今回はもう百合に百合を重ねた百合祭りと言っても過言ではない内容だったなぁ。あっちもこっちもカップルだらけだ。
咲と和は当然ながらかじゅモモコンビもこの合宿で2歩も3歩も進展した気がしないでもない。
誰よりも一番最初に朝風呂に入ってたかじゅモモは絶対あれ何か如何わしいことしてたとしか思えないリアクションだったなぁ…。
麻雀シーンが途中まで眼鏡ーズだけ、後は最後らへんにちょこちょこっとしかなく全体的にキャッキャウフフなのはある意味正しくもあり。
しかし主役コンビはいつまで苗字で呼び合ってるんだろうとは思っていたがまさかここで「なまえをよんで」展開があるとはなのは1期もびっくりだ。
片や「のどかちゃん」片や「咲さん」ってそれもう絶対夫婦のそれだよね。キーホルダー交換は指輪交換の暗喩だよね。
あの神社は必勝祈願ではなくて恋愛成就とか夫婦円満とか安産祈願とかそっち系に違いない。汚いなさすのどっち汚い。
と言うか今までお互いさん付けだったのになぜいきなりちゃん付けになるんだろう咲は。男役のつもりなのか。
カップリングだけでなく合宿自体も眼鏡ーズの逆襲→かおりんの緑一色や卓球で全国狙えそうなとーか、温泉メンバーの選ばれ方やまさかのカツ丼さん来訪など見所多し。
温泉での咲と照との関係を改めて強調する展開はなかなか良かったがあの場のリアクションからして今までほとんど全員が気づいてなかったのか姉妹関係。
そしてある意味ここからが本番の全国ダイジェストEDだが…ああ全国区の魑魅魍魎ってそういう。
変なレイヤーはいるわ室内で傘差すお嬢はいるわ巫女はいるわでキャラが濃すぎる。白糸台のメンバーが逆に普通に見えるくらいだ。
当然ながら麻雀の打ち方もカオスというかもう何の地獄絵図だか。魔法少女ならぬ麻法少女ですね、よーく分かります。
何か九連宝燈かました巫女がいた気がするがこの分だと天和も普通にありそうだ…必殺技エフェクトがどう見ても麻雀とは関係ありません。何あのパンチ、何あの鏡、何あの光や風。
そして今回あんだけイチャついてた咲和コンビまさかの破局と言う見せ場を見せ付けられては辛抱たまらん。
ああもう本当にGONZOオリジナルでも良いからあの面子で2期やってくれないかな。


総括。
麻雀+萌え=なんかすごいもの、という方程式をまざまざと見せ付けられた作品であった。
何が凄いって麻雀に興味ない人をごっそり引きこんだ魅力が凄い。萌え部分の領域が大きいこともあったけど麻雀部分も割と手抜かりなしなのがポイント高かった。
多少トンデモ気味能力がポンポン出るのも麻雀特有の地味さを良い意味でかき消してくれたし何より可愛いは正義。あと百合属性万歳。
他にもギャグ…と言うかネタ要素も満載で1粒で2度も3度も美味しい。ネタ要員は主にタコスとワハハと池田ァだけど。
それにしてもアニメになった時点で原作5巻前後だった上に休載しがちでどうなるかと思いきや、終盤を個人戦と合宿でお茶濁したのは良い判断だったなぁ。
まぁ個人戦は賛否両論あったけど今にして思えばあれはあれで有りな結末か。ナンポさんとは何だったのか、とは考えてはいけない。
作画も安定してたし声優もイメージとほぼ合致、さらにスタッフはこの作品が好きなんだろうなと言う意気込みも感じられたし作者の全面協力もあったりで本当に環境に恵まれたアニメだった。
ただ作者はアニメ終わったんだしそろそろ原作に全力投球してください。さっぱり進んでません。