せい☆どく

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感想垂れ流し系

かなめも 第13話 「そして、はじめての…」

最終回にして今までで一番面白かったと言う。


今までの陰鬱とした雰囲気は前回で解消したのか今回は全体的に明るい雰囲気で最終回を迎えられたもんだ。
まぁ明るさが高じすぎて若干痛い子になったと言うか女子中学生が2人並んでエア自転車で妄想レースとかどんだけ。
特に釘お嬢様はエアどころか公園の遊戯でブルンブルン言わせてるしなぁ…そりゃかなも若干黒くなる。
原作ではこういう黒かなが高い頻度で出てたらしいけどアニメでは健全路線なのかあまりそう言う部分がなくて残念。そもそも釘お嬢様との絡み自体あまりないのだけど。
後半は新しい日記をプレゼントするために皆がかなをこき使う話…あれ、美談のはずなのにこう書くと変に聞こえるな。
実際労働に対する正当な報酬だから特に問題はないはずなのだが。かなり緩い判断基準とは言え。
と言うか絵日記をして「かな」が「めも」るから「かなめも」というタイトルだったんだとここでようやく思い出した。今までそんな描写ほとんどなかったもんだから。


総括。
基本百合系が大好きな自分ではあるがこの作品の百合っぷりはちょっと引くレベルだったなぁ。
かなと釘お嬢様みたいなほのぼのする女の子同士の友達っぷりなら微笑ましく見られるのだが若干2名のガチっぷりは流石の自分も苦笑い。
あれはあれで普段なら美味しくいただけるはずなのだが流石に場所をわきまえないのとやる事が過激なこと、あと既に円熟しきっているので初々しさが足りないのがマイナス点であった。
…いや別に百合作品としてこの作品を分析することもないか。他の部分は全体的にギャグ有りほのぼの有り変態有りでまぁまぁ良し。
ただ中盤以降のかなの妙な陰鬱さは微妙だったなぁ。解決したと思ったら発作のように再発するし気が抜けなかったと言うか。
全肯定できる部分と言えば釘のくぎゅっぷりとはるかのガチロリっぷりくらいかな。堀江由衣はこれで新たな演技力を開拓したのではあるまいか…。