せい☆どく

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感想垂れ流し系

おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜 第13話 「また始まる」

爽やかすぎる。


試合に負けた直後に反省会、そして次の新人戦に向けての決意表明と若さ溢れる展開だなぁ。
これが3年の夏ならしんみりした流れも出来るだろうけどそうならないのはやはり全員が1年生という強みか。
しかしこのチームの天才2人は臆面も無く全国制覇だの甲子園優勝だの。見据えるものからして段違いときた。
後半は阿倍のお見舞いと三橋・阿部によるイチャイチャ会話。ようやくお互いが同じ目線の高さで会話してると感じられる良いシーンだった。
まぁ相変わらず阿部はすぐ怒鳴るし声を張り上げるのだがこれはもうこういう奴なんだと思うしか。試合前我慢してた忍耐力はどこへ。
何にせよ2人が歩み寄れたのは間違いなくチームに取って大きな進展であり、敗北によって一皮剥けた西浦ナインの次の試合が楽しみでもある。
ただ作中の2週間後は新人戦、とか言ってたけど原作連載分ですらまだそこまで進んでないと聞いた。
こりゃアニメで新人戦が見られるのはあるとしても3〜4年後になりそうだなぁ…。


総括。
相変わらず心理描写に力を入れた良い野球作品であった。
実際高校男子がここまで考えて野球やってるかはさておき、ただ投げる打つだけではない面白さは1期と変わらぬものがあり。
1クールなんで試合は2回しかなかったし日常シーンなんてほとんどやる暇なかったのは残念だったけど区切りとしてはここしかないってところだろうか。
2クールやると中途半端なところで終わるだろうしそれ以上やるには原作ストックがないだろうし。原作も遅いわけじゃないんだろうけどなぁ。
面白い作品なだけに原作もアニメも末永く続いて欲しいところ。