せい☆どく

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感想垂れ流し系

織田信奈の野望 第12話 「天下布武」

まさか2度もiPhoneに命を救われるとは。


実に「俺達の戦いはこれからだ」ENDではあるのだが、まぁ一段落という意味では良い最終回であった。
信奈が復讐心から立ち直って自力で麿と斬り合ったり丹波さんや勝家に見せ場があったりとやたらロリ優遇だったこの作品にしては珍しいバランス配分。
まぁここで見せ場なかったら本気で戦国幼稚園と言わざるえない偏りだったしある意味妥当ではあるか。その分ロリ組が最終決戦で空気気味だったのは個人的に残念だが。
ロリ組で見せ場らしい見せ場があったのはねねと半兵衛くらいか。いくら今孔明だからって天候操るとこまで踏襲するとは思わなかったが。
比叡山焼き討ちは麿のせいにしたし誰も死なずに済んだしでひとまずめでたしめでたしな感ではあるが前述通り俺達の戦いは〜状態なのであまり終わった気はせず。
織田信長の一生としてもまだまだ序盤が終わったに等しい状態だし2期があるなら見てみたいものだが。
今回最後に出てきた武田信玄やまだ見ぬ上杉謙信、さらには西国の武将もまだまだ控えているだろうし内容的にやることはいっぱいありそうだが。
しかしここに来て猿先輩がここまで空気化するとは思わなかったな。あの場で到着してもしなくても普通に信奈は助かったろうし。
代わりにスマホが獅子奮迅の守りで主君の命をがっちりサポート。防弾仕様でもあそこまで頑丈ではあるまい。


総括。
兎にも角にも作画の良さが際立つ作品であった。
1話2話だけならまだしも高水準のまま最終回まで突っ走ったこの作画力は一体どこから湧いていたのやら。
中身の方もぱっと見はよくある戦国武将の女体化物なのだが意外と話作りもしっかりしてたしハーレムになりそうでならない微妙なバランスが好ましくはあった。
やたらゲームだのイベントだの連呼する主人公には多少うっへりした時期もあったものの最終的には良い男っぷりを発揮してたので良しとしておこう。
ただアニメだけ見てても「あ、ここで原作と大幅にズラしてきてるな」と分かる終盤の展開は…これはこれで1つの終わりではあるが続編を考えると大丈夫なのだろうか。
あまり2期以降を考えて話を作るのも考えものだが原作組の感想見てると結構軌道修正が大変そうに思われる。2期があればの話だが。
一応総集編が1回残ってるっぽいけど新規収録ナレーションでも入らない限りは別に良いかな。