せい☆どく

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感想垂れ流し系

ヨルガムンド PERFECT ORDER 第24話 「恥の世紀」

二次元だからって世界全土が世紀末カムバックすぎるこの世界。


良い最終回…ではないか。間違いなくそれだけはない。
例えるなら魔王の誘いに乗ってしまったENDとでも言うのだろうか。2年掛けて考えた結果がそれで良いのかヨナ隊員。
ヨルムンガンド自体がなんでもありのビックリドッキリメカのくせにそれを使う人間がクレイジー極まりないときたらいくら作品と言えど反発心も起こるわけで。
それに対してどうヨナが反論してくれるのか期待していたのだがまさか最終的に元鞘に戻るとは。
結局70万の犠牲を是としたってことだし色々言いたいことはあるのだが結末をぼかされてる以上何を言っても想像でしかないか。
個人的にはキャスパー兄さんのなんでも売るよー戦争の種はなくならないよーと言う割り切りはココより好ましく思うのだが。さすがココ兄。


総括。
分割2クールで原作最後までやりきってくれたのはありがたいがちらほら聞いてた噂通りかなり賛否両論なオチではあった。
量子コンピュータで世界の空を牛耳っちゃうぜーそうすれば世界は100年くらい衰退するし戦争も起きないぜーってのは流石に理想論的すぎて。
確かに大規模な戦争は衰退はするだろうけどそれこそミニマムなレベルでの争いはいつまで経っても終わらないだろうし銃がないなら剣で、剣がないなら棍棒でと言うキャスパーの言う通りにしかならないだろうなと。
そこまでして戦争はしないだろってのがココの考える恥の世紀ってことだろうか。世の中恥知らずが多いだけに夢物語にしか過ぎないだろうけど。
まぁ全体を通してのオチはともかくエピソード1つ1つはなかなか面白いものが多かったんじゃなかろうかと。オチまで見なきゃ面白さが分かりにくいのが多いのは難ではあったが。
この作者の別作品もなかなかぶっとんだ話が多そうだしちょっと調べてみようかしらん。