せい☆どく

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感想垂れ流し系

ガッチャマンクラウズ 第12話 「Collage」

ぉこなの?


これはまた評価に困る最終回だなぁ。
描きたかった事は分かるしどうしてこうなったかも分かるんだけどテーマがテーマだけに一概に物が言えない辺りが困る。
結局なんだかんだで人の善行は期待できる、ネットはもっとオープンにすべき、と言うことだろうか…何か違う気もするけど。
もう1話とは言わないけどもう半パートあれば結末をじっくり描けてすっきりしたと思うんだけどなぁ。やはり前回のぷち総集編が痛かったか。
雑誌のあらすじやツイッターを見る限りどうもなんらかのなにかがあって本当に丸々半パートカットしたようだし本当の結末はBDってことなのだろうか。
妙に死にそうな雰囲気出してたODとうつつがどうなったかだけでもやって欲しかったのだが。カッツェとの決着も見たいっちゃ見たいけど。
とりあえずカッツェはスカーフなのかはじめちゃんの胸の中にいるのかどっちなんですか!どちらにせよ羨ましい限りだが。
しかしカッツェって結局荒らしが掲示板で暴れまわるようなものだったんだなぁ。その対処法がガン無視と言うのはあまりにも的確と言うか。
そりゃ捨て台詞吐いて逃げるしかないよね。カッツェがやたらネットスラング吐いてたのもそういうことなら合点が行った。


総括。
結局ガッチャマンがロクに戦わないガッチャマン作品だったなぁ。
タイトルからして「ガッチャマンクラウズ」なのでクラウズが中心になったこと自体は問題ないんだろうけど。
上でも言った通り描きたいことは明確ではあったけど色々描写足らず、尺足らずでもったいないことしたなと言うのが正直なところ。
あとちょっとの説明、あとちょっとの付け足しで本当に名作になりそうなだけに実に惜しい。
全部描かないことで想像の余地を残した…わけじゃなくて本当に間に合ってないだけっぽいし。
はじめと言うキャラクターがあまりにも全能感溢れすぎなのは賛否両論ありそうだけどとっちらかりそうな話を無理やりまとめるだけのパワーもあったし個人的には悪くはない。むしろ良い。
最後総理がネットで相談しながら方針を決めるようにシフトしていったのはネット民が考える理想的なネットと現実のすり合わせっぽくてちょっと羨ましかったり。
ただまぁ他人の意見聞きすぎるのも衆愚政治になりがちだし難しくはあるんだけど。実際クラウズの犯罪も増えてるとか言ってたし。