せい☆どく

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感想垂れ流し系

リトルバスターズ!〜Refrain〜 第13話 「リトルバスターズ」

理樹と恭介のイチャイチャで鈴の霊圧が消えた…。


さて2クール+1クールで無事最終回を迎えたわけだが…とりあえずは良い最終回であったと言っておくべきか。
ただ前回今回はやっぱり1話にまとめられたんじゃないかなと。ぶっちゃけこの辺でこんな面倒くさい思考してたっけ理樹。
ゲームでは現実世界に戻ってからの行動は割と早かったはずだしいつ引火してもおかしくない状況で実際動き出すまでが長いよアニメ。ナルコレプシー発症から解決までの理由付けとしては丁寧ではあるんだけど。
強くなった決意表明は十分分かったけどそれは前回までで終わらせて欲しかったなと。エピローグ周りをもっとじっくり描いてもらうためにも。
あとこれはアニメのせいじゃないのだがこれほどの大事故で死亡者0と言うのは映像で見るとやっぱり違和感が生じるなぁ。
こればかりは基本文章を読む系のゲームが元だからしょうがないんだけど。骨折どころか手足がちぎれてもおかしくないような状況だったし。
なのであの距離で爆発したら身体を使ってガソリン漏れ防いでた恭介が火だるまになるだろうなどとは言ってはいけない。実際あの位置だと理樹や鈴すら危険すぎる。
しかしEDはやはりジャンパーverか。リトバスと言えばこの歌だけに何だかんだで終わり良ければ全て良しな錯覚に陥った。


総括。
1期の製作会社発表時点で何度京アニじゃないのかと言われたか知れないこの作品も何だかんだで円満終了。
正直1期の頃は思い出補正を抜きにしてもあまり良い出来ではない、と言うか地味?な部分が多かったのだがさすがに3クール目ともなれば大分キャラの動かし方がこなれてきた感はあった。
特にその辺が顕著だったのはやはり2期最初の攻略ルートにして最後のサブヒロイン来ヶ谷唯湖シナリオだろうか。この辺は作画もシナリオもゲームより良かったと言っても過言ではないと思ってるし。
まぁその分1期で攻略が終わったサブヒロインはやや割を食った感はあるのだが。こればかりは順番なので如何ともし難く。
で、よくリトバスプレイヤーから言われる「本番はリフレインから」のリフレインシナリオは…アニメでやるなら概ねこんなもんじゃないかなと。
リフレインは旧リトバスメンバーへの思い入れあってのシナリオなのだが流石にアニメの尺だけではあまり掘り下げることができなかったし。あくまで「アニメで描くならこんなもん」と言うことで。媒体の違い。
逆にゲームより良かったと間違いなく断言できる点は声優の演技力だろうか。特に緑川光の恭介演技はゲームやラジオを経てアニメで完成されたと言っても言い過ぎではないレベル。この人は本当に凄いと改めて思った。
理樹はゲームから声優を変えられたキャラの1人だけどいい感じにほっちゃんのショタボイスと相まって違和感を大分無くしていったんじゃなかろうか。
色々言ったけど文句言った部分が嫌いだと言うわけではなく良かった部分もあるからこそ浮き彫りになった問題点と言うか。ぶっちゃけ好きな作品に対する贅沢な愚痴みたいなものなので。
ところで次は順当にいってリライトアニメ化なのだろうか。
どこがやるのか知らないけどリトバスクラナドみたいにゲームからアニメまで期間が開きすぎないようにしてもらいたいところではある。