せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

昭和元禄落語心中 第十二話

芝浜の内容が現状とマッチしつつ山ちゃんの熱演。グイグイ引き込まれる良い落語であった。


と思ったのもつかの間、もはや疫病神と化したみよキチが全てを壊していきましたとさ。
まぁ心中と言うより半ば事故みたいなものではあったのだがみよキチがあんな行動起こさなきゃああはならなかったはずなので。ボロ旅館が悪いと言っても仕方ないし。
ただみよキチがこうなった原因を追求するなら半分以上は坊のせいだよなーと思わなくもない。坊のみよキチに対する態度は女以前に人相手の対応ですらなかったしなぁ。
そこんとこは田舎生活で癒された坊にも分かっていたのかちゃんと謝罪しただけマシ…なのだろうか。その直後に手を出しかけたことは見なかったことにするとして。
結局兄弟子もみよキチも両方手に入れようとして両方失った上に残された娘から恨まれることが確定した坊の今後は想像するだに気が重くなって困る。
その辺のしがらみを関智一声の弟子が!と思おうにも次回で終わっちゃうしなぁ。2期は難しそうだし原作が終わる頃に一気に手をだしてみようかしらん。


と言うか本当に最終回に弟子の出番はあるのだろうか…。