せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

今年度漫画ランキング

今年1年読んだ漫画でお気に入りをランキング化してみた。
さすがにこれをアニメと同じように見たやつ全部五段階評価とかしたら軽く死ねるのでトップ10方式で。


10位:パンプキン・シザーズ
ぶっちゃけ絵柄は好き好きだろうけど個人的には問題ない。少なくともアニメの微妙なキャラデザよりは。
そもそもこの作品、基本的にヒーロー少尉とヒロイン伍長を愛でるのが目的なのであって真っ当な戦災復興は期待してないわけで。
その辺なんか勘違いしてるアニメが微妙なのは至極当然というべきか。いやまぁ個人的楽しみの上で、という一文が付くけど。
アニメが面白くないからと原作漫画までそのように思われては勿体無い。


9位:鋼の錬金術師
ご存知ガンガンの広告塔。
アニメ放送時は話が先に分かったようで「こんなもんか」と思ったら原作はその上を行く世界観を繰り出してきたですよ。
一説によるとアニメがイマイチだったせいで作者が本当はもっと面白いんじゃと一念発起、とか聞いたけど真偽定かならず。
ともかく、話の作りこみといい錬金術という怪しげな設定の活かし方といい実に少年漫画らしい作品かと。


8位:らき☆すた
アニメ化はさておき、京アニ脅威の作画力の恩恵をどうやったら受けることができるのが想像がつかないこの作品。
漫画の方はオタ知識というよりオタ行動を中心に書かれているものの基本的にヤマもオチもない緩々4コマ。
だがこの緩さが心地よい。かなり人を選ぶ作品であることは間違いないが。


7位:ラブやん
こちらはかなり人を選ぶどころか人を寄せ付けないようにしてるとしか思えない。
内容が内容だけにここで語ることも他人に勧めることも難しいってどんな漫画だか。読めば分かる作者のオネイニー作品。


6位:げんしけん
面白いのは面白いんだけど、何が面白かったのかと言われればさてどこだろうと悩む事うけあい。
一般的なオタの理想的な学生生活とかオタク的よくある会話や行動がツボにはまると言えれば早いんだが。
実際この漫画も流行りはしたもののオタの間が中心だからなぁ。一般人かつほどほどに漫画を読む知り合いに読ませても気のない返事だったし。
というかさっきから「人による」とか「人を選ぶ」みたいな作品ばかりしか上げてない自分。


5位:ハヤテのごとく!
これまた人を選ぶ作品。それでもアニメ化になるくらいだからオタの間ではきっとメジャーであるはず。仮にもサンデー連載だし。
基本は軽いテンポと知ってる人だけ笑える言葉遊びが絶妙なのであってアニメが相応しいかと言われれば間違いなくノンッ!と答えるのだが。
そういえば単行本3巻だか4巻だかの時点で出版数100万本突破とか言ってたけど今は何百万本売れてるのだろうか。
個人的には初期のノリの方が好きだったから最近のキャラがわらわら増えてる現状は良いやら悪いやら。
しかも後から出たキャラがヒロインより人気あるとかそれで良いのかと思わんでもない。人気投票ナギ4位ヒナギク1位とか。


4位:未来日記
未だそこらで名前を聞くことは少ないけどこのまま続けば間違いなく面白い漫画として名前が挙がる、といいな、と思わないでもないこの作品。
最初の頃こそ何この戦わなければ生き残れないといったありきたりな内容かと思ったものの進んでみれば面白い面白い。
未来日記という妙な道具の展開が…と言えれば問題はないんだけどこの作品で惹かれたのは間違いなく我妻由乃ヤンデレの筆頭。
回を増すごとに狂気具合が進んでいく様はさて今回はどんな突飛な行動を見せてくれるのかと思わずにはいられない。
どこの世界に好きな異性の母親を殴った直後にテーブルの上でヨガのポーズをとったあげく降霊じみたプロファイリングをするヒロインがいるか。


3位:トリコロ
かなり長い間休載が続いたのでどれほど興味が残ってるかと復帰前は危ぶんだものの、連載再開してみれば違和感なく電撃という水に馴染んで一安心。
元からなのか休載時に天啓でも受けたのか不明だけど絵柄やシチュエーションにエロましさが追加されたのは見逃せない所。
といっても露骨なエロではなく、なんというか情熱を持て余す系の何がし。妄想とも言うが。
基本男キャラが出ないから百合ワールドが展開されるのも仕方ない事なんだけど、電撃に移ってさらに加速した風なんだよなぁ。
まぁ本人のサイトのコス田さんとか見てるとエロスもOKっぽいけど、実際やられると微妙なんでこのままのラインでいてほしく。


2位:よつばと!
最初の頃はあずまんが大王の方が面白かったなぁ、と愚痴っていたのは秘密。進んでみればこの雰囲気漫画の良さがじわじわ馴染んできた。
何度も読むものじゃないけどたまにふと読みたくなる欲求に駆られる漫画とでも言うべきか。
あずまんが大王時に少なかった男連中も実に魅力的、というか好感度高いキャラばかりで読んでてストレスがない。
あとふーかはエロい。


1位:医龍
基本的に笑える作品、和める作品を好む傾向にある自分だけどこの漫画だけはガチ。先が気になる具合が半端ではない。
手術シーンの熱さと緊張感は言うに及ばず、本来息休めとして存在するはずであろう日常パートですら人間関係のおかげで何が起こるか分からない楽しみがある。
人間の描写が漫画の常識範疇内の上で実によくできており、実際こんな人間いないだろうと思うようなキャラまで現実味を持たせられるのは対したもんだ。
かといってブラックジャックによろしくほど嫌な部分でリアルにはしておらず、読み物としての領域を超えない辺りの線引きが絶妙。
あんまり気になるから単行本派なのに連載雑誌まで読み始めるようになったのは我ながら驚きというか。でもスペリオールこれしか読んでないけど。