せい☆どく

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感想垂れ流し系

ナイトウィザード The ANIMATION 第13話 「ハッピー・バースデイ」

良いアンゼロット工務店…じゃない、良い最終回であった。


前回の展開から残り1話でちゃんと終わるのかと心配だったが終わってみれば実に気持ちの良い結末だったなぁ。
とりあえずエリス救出のためにドリィームが出てくるとは思わなんだ。ここまで重要なキャラとは誰が予想できたか。
というかエリスの深層心理にある扉の事とかすっかり忘れてたのは秘密。そういえば雑魚魔王が一人食われてたっけ。
アンゼロットに関しては最後の最後でようやく株を上げた感じ。まぁあそこで動かなきゃさすがにどうしようもなかったが。
ただくれはを復活させたという大仕事の割には実際動きまくったベルに全て持ってかれた感じはする。背中とかヘソが実にエロましかったです魔王ゴットゥーザ様。
しかしくれはは「元気ではわはわ言ってるよ」って口癖の自覚あったのか。あそこだけテンション違ってて最終決戦だというのに吹いてしまった。
神の盾に対してエリスの攻撃が有効というのはきちんと伏線張ってたので納得のいく展開。ただビンタで傷を与えられたのも伏線だとは思わなんだが。
あとEDの歌詞が展開と完全にマッチしてた事に軽く感動したなぁ。こういう場面で流すのはOPだと思ってただけに意外性も加味されて中々良い流れだった。
結局ゲイザーは観測するのに疲れたから世界を壊すか自分が死ぬのを待ってたって事なんだろうか。はた迷惑にも程がある。
最後は何故か卒業できた柊がキャトミュされて終了。2年に落ちたはずなのに3年の卒業式に出れたのは何故なんだろう。
そしてエリスは前の制服のが似合ってた気がしないでもない。


総括。
最初見た時は何この90年代中頃にでも放送してるようなアニメそもそもタイトルの見せ方がロストユニバースくさいじゃないさと思ったのも今は昔。
まぁ正直1話だけを評価するならダニメっぽくもあったのだが良い感じに右肩上がりに評価が上がっていった作品であった。
王道の中にもメタ的要素があり、地味かと思えば意外と派手なバトル、そして作画が高いレベルで安定してたのは実に好感度高い。
元がTRPGリプレイとは思えないくらい良い出来だったなぁ。最初の頃は脳内でGMとPLのやり取りを妄想してたが途中から完全に1つの作品として見るようになってたし。
ただこんだけの規模の話でもこの世界的には良くある世界危機の1つでしかないんだよなぁ。柊サーガもまだまだ続くらしいしまだ読んでないリプレイ本全部揃えてみようかな。