せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

true tears 第13話 「君の涙を」

正直かーなーしーみのーを期待していなかったと言えば嘘になるが、まぁ良い最終回であった。


そんなわけで結局比呂美ENDに落ち着いたわけですが。若干納得がいかない部分もあるが一応きちんとはしたわけか。
最後の最後まで誰ENDになるか予断を許さなかった辺り随分疲れる展開だったなぁ。逆転につぐ逆転だったし。
基本的に慎一郎がフラフラしてるのが悪いのだが比呂美は比呂美で余裕がなさすぎる。そのせいでどうも必死っぽく見えてしまう印象が。
乃絵が天然だとするなら比呂美は計算ずくといった印象が強いからなぁ。乃絵も完全に天然というほどではなかったけど。
比呂美の懸念は相手を信じてないから…と言いたいが相手が慎一郎じゃしょうがないか。本当にどこ行くか知れたもんじゃなかったし。
色々納得できない部分はあるが乃絵派はED独り占めで我慢しろというのか。今回一番成長したのは乃絵だろうし。
比呂美は成長というより環境が変化しただけだし、乃絵はヒロインというよりどちらかというと主役側のような立場だったということかな。
一方愛ちゃんは実に空気であった。正直いらないキャラですらあった。


総括。
等身大とかリアルとか言われてるけどそんな経験したことない人間としてはどんな展開もファンタジーにしか見えない…というのはさておき。
確かに典型的ギャルゲ展開とは違った部分があったけどリアルにやろうと思えば思うほど主人公の優柔不断っぷりにヤキモキするのは良し悪しだなぁ。
超人みたく全てのフラグをさばきつつ誰も不幸にしないままメインヒロインを攻略するのもアレだけどあっちへフラフラこっちへフラフラするのも胃に悪いもんだ。
とりあえず作画や演出に関しては文句なし。あんまり必要ない部分で止め絵が使われ気味だったくらいかな。
シナリオに関しては前述通り終始ヤキモキされっぱなしだったので落ち着かない部分があったものの終わってみれば悪くはなかったかと。
どちらかと言うと次にどうなるのだろう的な楽しみであってもう1回見たくなるような部類ではないのだがそれもまた良し。
あとこれを見ても原作をやりたいとは欠片も思えなかったのだがそもそも原作とは似ても似つかぬオリジナルなので当然と言えば当然か。