せい☆どく

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感想垂れ流し系

ひだまりスケッチ×365 第13話 「1月10日 おかえり…うめ先生」

良い風呂オチであった。


前回が最終回っぽいことやっちゃったせいか今回は本当にいつも通りの展開でまだ続くんじゃないかという気がしてならないなぁ。
前半はゆのっちが実家から帰ってきて皆でお参り、後半はコタツで蜜柑や鍋をつついてちーぱっぱと本当に恒例の展開だったし。
実際風呂場で1期OPを合唱したとこくらいしか終わりっぽい雰囲気はなかったような。
というか1期OPとかえらい懐かしくて少し漏れる。もとい泣く。
あと今回はなんと言っても夏目のデレっぷりが半端なかったなぁ。2期当初から色々やってきたことがようやく花咲いたというか。
あれは「元から小説のファンだったけどサエだと知らなかった」のか「サエだからファンになった」のかどっちなのろう。多分後者ではあるんだろうけど。
まさかここまでガチなツンデレとは思わなんだわ夏目。原作よりも一歩踏み込んだ描写にご満悦。
しかしあれは仲良くなりたいんじゃないかという宮子の洞察力もさることながらヒロさんの「いいんじゃない」は正妻の余裕としか思えません。
実際昼過ぎまで寝てたのってあれ夜遅くまでサエさんとキャッキャウフフしてたからだよね。姫はじめで反応してたから分かる。
相変わらずお喋り三昧だったけどゆのっちの部屋から全員出ていった時のあのなんとも言えない表情と感覚は割と分からないでもない。
あんだけ普段仲良くしてたら不意に不安になったり誰もいなくなる瞬間に寂しくなったりすることもあるだろうなぁ。
最後の風呂シーンは湯気がないことは本来素晴らしいことなんだとしみじみ実感させてくれるような見えっぷりであった。
このご時勢お湯がないのに湯気が出る作品もあるというのに。


総括。
1期からの流れを正当進化させたひだまりワールドはまさにほのぼの天国というか雰囲気良すぎて腑抜けになってしまいそうだった。
時系列シャッフルも1期と同様地味に効果的というか、2期だけの話ではなく1期との時系列すら織り交ぜて進めていくのはなんとも壮大というか。
そもそも1期1話が2期最終回の次の日だっていうんだからよくやるもんだと。キャラの関係も微妙に違っていて見比べてみるのもまた面白い。
一応時系列的にはサエさんの妹の入学パーティーが一番最新の話ってことかな。
原作は2年生になって後輩もできてるし3期やろうと思えば割と簡単にやれそうではあるが…そこまで引っ張るのもどうかと思う部分もあるし。
とりあえず暇が出来たら時系列順から見てみようかな。