お約束にケチはつけまい。
金持ち坊ちゃんにバカにされて自信喪失するも謎の老人の言葉により一念発起して云々かんぬん。
ここまでお約束を踏襲するともう何も言えなくなるなぁ。実際ボンボンが吹っ飛ばされるシーンはベタながらもスカッとしたし。
これで主人公がもうちょっと男らしさを早めに出してたら良かったのだが…ちょっとしたことでくじけたり立ち直ったり忙しいキャラだ。
老人の正体も人形がどう受け止められるかも既にバレバレだった伏線も意表を突くより安心感・安定感を与えるためだと思えば分からないでもない。
要するにバカップルは犬も食わないという結論になってしまうのだがこの二人1度も好きとか嫌いとか言ってないわけで、そこだけが気になるかな。
有耶無耶のうちにくっつくのではなくちゃんと言葉で聞きたかったのだが。まぁ詮無き事か。
総括。
初期のオタク擁護なのかオタク叩きなのか分からない扱いに若干イライラさせられたもののそれ以外は総じて許容範囲内。
1話で見た黒スト分がほとんどなかったのは残念だったけど能登分は補充できたので良しとしておく。
ぶっちゃけ思い返しても特に心に残るエピソードはないんだけど、こういう軽く見流せる作品も1シーズンに1つあると気分転換には丁度良い。
何もかも心に残った、感動したみたいな作品ばかり見てたら疲れるし。
