せい☆どく

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感想垂れ流し系

BLASSREITER 第24話 「約束の地」

ゴンゾが悪いのか虚淵玄が悪いのか…。


そんなわけで最終回。最終回らしくOP歌詞2番目を流しつつ回想モード。
ジョセフ戦いの歴史っぽいんだけど最後にゲルトが消えるシーンを流したばっかりに意識がそちらに向かってしまった。
やっぱりゲルトォォォォだよなぁこの作品。初期もゲルト目当てで見てたし。
本編の方も開始数分で死の世界に送り込まれてまた寝ちゃったジョセフさんの代わりに真の主人公であるゲルトが身体を使って助けてくれましたと。
…いや、まさか最終回でも半分くらい寝ることになるとは思わなかったぞジョセフ。
「最終回1話前で死ぬ」に勝るとも劣らない伝説に残る主人公だ。
そもそもいきなり死後の世界とかどうなんだというか随分元気そうなゲルトとゲルマンに吹いた。
まぁゲルト復活しないかなーと思ってたからブルーの身体を使って擬似復活は実に燃えるものがあったけど。まさにチャンプゥゥゥゥゥ!
その次のヘルマンも燃えたっていうか本気でジョセフいらない子すぎて困る。
というかザーギンって中の人入れ替わったことに気付かないまま戦ってたよねあれ。ちょっと間抜けな図だった。
あの2人やられてようやく起きたジョセフさんがいきなり賢者モードで「凌駕した」ってのはちょっと笑い死ぬかと思った。
ブラスレイターの覚醒には十分な睡眠が必要だったのか…!別名サイヤ人方式。
そんで凌駕したジョセフさんはどれだけ強くなったのかと思えば瞬殺されてて2度吹いた。
いやまぁあれは死んで塵になることによってザーギンと周りのデモニアックを浄化するためだったのかもしれないが…。
それにしたって言動と結果が一致しなさすぎてネタとしか思えませんジョセフさん。
とにかくジョセフの死によってザーギンその他は消滅、核爆弾もアポカリなんとかの残りと意外とマトモだったヴィクターのおかげで事無きを得たと。
そして最後に残ったのはアマンダ…なんかこの巨乳の死神っぷりも板についてきたよなぁとか思ってしまった。
そこで終わればすっきり終わってたのにそれから5年後、何故かマレクのもとには今まで死んだ仲間達の姿が!
えーっと…精霊会議?あれは本当に魂的なものなのか、それともバイクのデータに記録として残っているのか…。
とりあえず悪かったなじゃ済まないだろ隊長。


総括。
序盤はゲルトォォォォ、中盤はXAT崩壊の熱血展開とかなり楽しめたのだが1クールすぎた辺りから話が分散して微妙になってきたような。
主人公が本気で寝っぱなしってのはまぁ有りとしてもそれ以外に見所が薄れてしまったのは頂けないなぁ。
割と簡単にキャラが死んでいく作品なので終わりが近づくにつれそういう魅力的なキャラがいなくなるのは自然なことだとは思うのだが…。
アポカリプスナイツは正直出オチ感が否めないしザーギンは最初から最後まで浮ついててあまりラスボスという気がしなかったし。
終盤はヘルマンが頑張ってた印象しかないというか前半の主人公:ゲルトで後半の主人公:ヘルマンとしか。
まぁ色々ぐだぐだ言ったものの割と毎回楽しみにしてたアニメだし総じて言えば満足度の高い作品ではあった。
終わりさえネタに走らなければもっと評価高くなってたろうに惜しいことをしたもんだ。