せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第12話 「星の方舟」

2度見て3度見てその辺の感想系サイトやらを見てようやく話の半分くらいは理解した。
ただ残り半分は未だに不明なのだが。


そんなわけで最終回。
蘇芳はジュライと一緒にもう1つの地球へ、黒は銀とともにまた行方不明、婆ズはマオやゴルゴと一緒に別の組織を立ち上げて終了…と言う3期を否応なく期待させる終わり方であった。
好き嫌いは分かれるかもしれないけど蘇芳が契約者のいない世界でコピーでもなく幸せに暮らしてると言うのはそれはそれで1つの結末だと思うし個人的には問題はない。ないのだが…。
まず蘇芳が生まれたワケは作られた存在にMEを使って記憶を定着させることができるという実験、と言うのは大体分かった。
またもう1つの地球が紫苑の作ったもので覚醒銀がそこに人間の魂を送り込む存在と言う事も作中で描写された。
ただ「それをしてどうなるのか」とか「何故そんなことができるのか」がさっぱり分からないので何とも尻切れ的な後味の悪さが残ったかな。
銀がなぜイザナミなんかになったかと言う問題はDVDの番外編で明かされるとして紫苑が何故コピー能力で地球を作ったりそちらに蘇芳を送り込ませようとしたのかが何とも。
こっちでは流星核頼みの不幸な存在だからもう1つの世界で幸せに…と言う事なのだろうか。ジュライは何となく全部理解して自分からついて行った感があるけど。
しかし蘇芳はそういう理由だとしてもコピー能力で作り上げた生体コンピューターとMEを使ってほぼ人類のコピーをあちら側に送ったのは本当にどういう理由だろうか。別に目下地球に危機が迫ってるようには見えないが。
何かの実験か別の目的があるのか。その辺はそれこそ覚醒銀がどうしてそういう能力があるのかもあわせて考えないと結論が出そうにないか。
最後に出てきたショートヘア銀は紫苑が作ったものだと思うけどこれまた出オチに近い存在なのでまったくの妄想でしか感想が言えそうにないなぁ。これも3期送りの話題か。
どこかの感想ではこの銀2号が文書に記された災厄で、これから人類を救うためにコピー地球が生まれた…みたいなこと書いてたけどそれだと紫苑の行動がマッチポンプ的なことに。
まぁ実際情報が足りなさ過ぎて「蘇芳とジュライはあっちで幸せに暮らしてる」以上の確定情報がないのが辛いところではある。
ここは大人しくまさにゴルゴだったゴルゴさんに笑っておくことにしようか。いや本当にゴルゴをイメージとして動かしたとしか思えない最後であった。


総括。1期最終回の感想見たら大体今と同じような心境だったことが伺える。
全貌が明らかになってないだの出オチだのもどかしいだの言ってるのを見る限り別にDTBは2期になってダメになったというわけではなさそうだ。
いや別に1期からダメだとか言うわけではないしそもそも2期をダメだとも思ってないんだがどうもそういう感想がチラホラ見えつつ1期を美化してる人がそれなりにいたんで。
ただ2期は1期の前後編展開とは違い1クール通して1つの話みたいなもんだったので期待を引っ張られすぎたと言えばその通りか。
あとやはり1クールと2クールの違いは大きいのかキャラ単発の魅力はあっても奥行きが足りなかったのは残念至極。1期からの続投キャラは何の問題もなかったのだが。
2期キャラを活躍させるためにも3期を期待したいところではあるがどうかなー、さすがにこれ以上引っ張るのも蛇足なような気もするしまったく解決してない謎を残すのも座りが悪いし。
何にせよこういう考えをする時点でこの作品にどっぷりのめり込んでたと言う証明ではあるか。端的に言うと楽しめたので後は好きにしてくれと。