せい☆どく

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感想垂れ流し系

戦国BASARA弐 第12話 「蒼紅決死戦!激闘の果てに吹く風の音よ!!」

(地形が変わるほどの熱量を受けながら)あつぅござる!


そんなわけで良い3期に繋がる最終回であった。3期どころか劇場版制作決定だけど。
1期と違って織田信長という巨大すぎる敵に全軍で立ち向かう、のではなく各地でそれぞれ因縁の相手と一騎打ちみたいな状況が続いてたのでどうも盛り上がりが分散してしまった印象。
と言うか幸村と毛利なんて特に因縁の相手でもないしなぁ…毛利からすればまさにぽっと沸いてきた捨て駒としか。最高の捨て駒とか褒めてるのか貶してるのか分からない評価をしていたが。
尺の都合上あまり苦戦させることもいかないせいか誰も彼も弱体化激しいのがなんとも。豊臣に至っては最初の勢いもどこへやら状態だし。
美形に生まれ変わった徳川家康にしても威厳や圧倒感はなさそうだし、続編があるならここは1つ織田信長に復活してもらうしか…。
まぁそんなSmallなことはNo thank you!ってことなんだろうけど。今期は序盤から中盤にかけて牙を抜かれたというか腑抜けかけてた描写も多かったので爽快感自体はあったし。
この作品に求めていたのは馬鹿馬鹿しいほど壮大な戦闘シーンであってあまり悩んだり考えたりする描写じゃなかったからなぁ。
そういう意味ではKGは最後の最後まで何のためにいたのか良く分からないキャラではあった。話せば分かるキャラだとしても。


総括。
やはり1期で慣れてしまったのか2期にそれほど新鮮味を感じなくなってしまった…のはストライクウィッチーズと同じか。
奇抜な内容も慣れてしまえば普通に見えてしまうわけで、そうすると勢いでごまかせない部分が見えてくるのが辛いというか。
それをごまかすにはさらに勢いを増やすかごまかせない部分をしっかり作るかのどちらかなわけで。要するに色物を続けるのも大変だというお話。
とは言えつまらないわけではないし3期があるなら多分また見るだろうけど。劇場版はどうかな…さすがに見にいかなさそうだけど。
個人的には最後にうぉおおおおやかたすぁまあああ!ゆぅぅぅきむるぁああああああああ!をやってくれただけで満足ではあった。2期はこれが少なかった。