せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

SDガンダム三国伝 第51話 「三国の志」

綺麗な司馬ビー。


そんなわけで最終決戦。
全員同じ条件で覚醒したのならそりゃ数の多い方が勝つよねーってことで曹操敗北。一方劉備はピンピンしていた。
色々納得しかねるところはあるのだが玉璽が統一を望んでないと言ってるならしょうがないか。きっと世界が混沌としたままの方がいい悪魔的なアイテムなのだろう。
まぁ曹操があれで本当に死んだとも思えないしひょっこり帰ってきそうではあるが。
それに曹操がいなくなっても国が消えるわけでなし、曹丕が後を継いで機駕成立と。ダブルエックスの親からただのXって退化してる?
同じように轟、翔が誕生してこれでやっと三国伝という名に相応しい天下三分になった…ところで終わりと。もったいない。
劉備の今までの発言は自分で国を持ってこそ説得力のあるものばかりなのでここから面白くなると思うのだがなぁ。続編はやらないのだろうか。


総括。
三国志SDガンダムという試みはなかなか面白くはあった。アニメ以前からもかなり長くやってきてるだけはある。
ただアニメだと曹操が完璧超人に描写されすぎてあまり劉備に感情移入しにくかったのが問題と言えば問題か。見てる側からすれば「治めてもらえばいいじゃない」と思ってしまうわけで。
曹操に反論すべき劉備が国なし兵なし責任なしな状態なのも痛かった。いたのは民だけだが曹操孫権にだって守るべき民はいるわけだし条件は同じ。
何より劉備が度々曹操の武力をアテにしたり助けてもらったりで恩恵にあずかっていたのが何とも。自力で守れないなら保護してもらえばいいと言われて何の反論もしようもない。
そういう意味では孫権の戦う理由は分かりやすかったし賛同もできるのだが。まぁ劉備いなけりゃ曹操には勝てなかったろうけど。
ともあれいいガンダム作品ではあった。