せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 第12話 「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」

タイトルがサブタイにくる作品はやや名作。
やや。


前回までのドタバタとは裏腹になんだか原点回帰したかのような最終回。
妹が挑発してストーカーがストーキングして委員長が世話しにきて、あれやこれやしつつ気づいたら終わっていたというのが正直なところ。
まぁ原作も終わってないことだし無難と言えば無難な終わり方ではあるのだが挑発っぷりもストーカーっぷりも、兄の変態性すら今までに比べたら控えめだったのがちと残念。
委員長なんてBL要素ほとんどなくなってたし。あれじゃただの乳首スキーだよ!実際そうなんだろうけど。
ヨスガのように一線超えろ、と言うつもりはないけどもう少し兄と妹が踏み込んだ関係になると思ったのだがなぁ。兄と妹と言っても義理関係だから問題ないだろうし。
あとコスプレ電波さんは出てきたのにガチレズクローン姉さんが出なかったのも少し残念。


総括。
最初から義妹だと暴露して少しテンション下がったけどそれ以降のハイっぷりは概ね満足いく内容。
兄も妹も変態だし幼馴染も友人もクラスメイトも変人揃いという良い意味で頭のおかしな空間が形成されていく様は妙なトリップ感すら味わえたほど。
ただ序盤に飛ばしすぎたのか中盤を超えてからのパワーダウンも否めず。具体的には委員長プッシュが終わってからか。
単に自分が黒ストに目覚めさせられただけかもしれないけど。それくらい黒スト描写は良いものであった…。
ともあれまとめると良い変態アニメであったと。