せい☆どく

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感想垂れ流し系

夏目友人帳 参 第13話 「夏目遊戯帳」

実に良い最終回であった。


3期は妖怪の出番が少ないなーと思っていたが最後の最後に妖怪達との宴会話で締め。
宴会というより途中からただの影踏み話になったけど妖怪は人間と違って「いい歳して」とか「子供っぽい遊びなんて」みたいなことがないから全力で楽しんでたなぁ。
夏目にしても子供の頃のぼっち生活のせいでちゃんと遊んだことは今回が初めてだし何だかんだ言いつつ楽しんでたし。
と言うか友人と昔の遊びの話をしてて「それは聞いたことがある」とかそのセリフだけで一気にトーンダウンしてしまいかねん重さが。
それを払拭するかのような賑やかな妖怪は色んな意味でほっこりするものがあったけどなぜこの場に子狐が出て来なかったのか、それが問題だ…!
まぁ場所も遠いし尺もないしでしょうがないことなんだろうけどきれいどころがBBAしかいないのはいかんともしがたい。せめて若い娘妖怪も!
最終的には人間側を選ぶ、みたいなオチの流れも割と秀逸だったなぁ。別に完全に人間を選んだわけじゃないんだろうしどちらに行くか迷ってはいたけどそれを後押ししたのがにゃんこ先生というのもまた感慨深い。
3期はロクに仕事しなかったけど最後の最後で美味しいところをもっていったな先生。


総括…はどうしようかな。1クール経ったらもう4期始まるし。
とりあえず3期は人間との絡みが多くて妖怪要素が少なめだった分1期2期とはまた違う雰囲気が楽しめた。
子供時代の反動か夏目の周りには良い人ばかりだからぼっち時代を過ごした夏目でなくともあの雰囲気には癒されてしまったなぁ。
特に田沼や多軌なんかは妖怪を知っている分、夏目と一緒に事件に関わることも多かったので見えない組より絆が深くなっていったように思う。おかげで若干BLチックになることもあったけど。
4期は3期中盤で暗躍してた妖怪退治屋の話になるのだろうか。今のところタイトルしか分かってないし原作も読んでないので何をするか予想つかないけど。
しかし4作品目だから夏目友人帳 肆って…普通に生活してたらお目にかからない漢字だな。