せい☆どく

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感想垂れ流し系

逆境無頼カイジ 破戒録篇 第26話 「未来は僕らの…」

良い優しいおじさんだった。
もとい最終回だった。


決着はあっさり、しかしその後の自業自得はねっちり描く嫌らしさが実にカイジ
1000年以上地下送りされる一条に対して這い上がって来いとか言う辺り甘いと言うよりただ残酷なだけな気もするが、まぁその甘さのせいで2億近くあったものが一気に6000万に早変わりと。
金利だけ回収して金を全部持って行かない遠藤さんも大概甘いとは思うべきかやっぱり酷いと思うべきか…まぁあの状況で10分3割なんて暴利を考える辺りカイジより先を見据えてはいたんだろうけど。
やはりカイジは追い詰められてないと基本ダメ人間だということがよく分かる。余った金をそれでも45組のために使うのは良い人通り越してもっと別の何かになってるが余った10万をパチンコで1日でスったとか良くも悪くも大物すぎる。
そんなカイジを見かねてお金を恵んでくれた優しいおじさんは見た目の割に声が無駄に格好いいなーと思ってたら実写版カイジの人だったのか。
今回は役と声があまりあってなかったけど声質や演技自体は悪くないし普通にアニメ声優もいけるんじゃないかな、藤原竜也


総括…するような作品でもないけど、まぁ一応。
連載で読んでた頃は長すぎると近所でも評判だった沼編はアニメでもやっぱりなごうございました。
チンチロリンが面白かったのは準備は長くても決着は割とすぐだったことと相手が人間であるためにリアクションが返ってくるのが大きかったんだなぁ。
沼は一条が背後からペチャクチャ言うだけで基本傍観…いや妨害はしてたけど、それにしたって直接対決と言うほどではなかったし。
3期があるとするなら17歩編なんだろうけどこれやると今回助けた2名が果てしなくクズ化しているところを見せられるから色々辛い。果たしてどうなるやら。
ともあれビールの売上には貢献したと思う良い飲み食いアニメであった。