せい☆どく

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感想垂れ流し系

夏目友人帳 肆 第13話 「遠き家路」

遠き山に日は落ちて。


前回が前回だけに良い最終回であった。
延々と過去回想する辺りは本当に今回で終わるのかとちょっと不安になったけど終わってみれば必要なパートだったなと。
ただ回想に尺取り過ぎたせいか居候先の子とのやり取りがほとんどなかったのが残念。原作通りっぽくはあるんだろうけど過去の所業が所業だけにもうちょっとフォローが欲しかったところ。
あの幼女との関係が必要以上にギスギスしてなければここも夏目にとっての良い家庭になれたろうになぁ。両親ともに良い人っぽいし。
いやまぁどちみち無理があるか、夏目が妖怪が見える体質な以上。あと良い人達ではあったが塔子さんには叶うまいて。
と言うかこの期に及んで思い出すのが塔子さんと言う辺りいいんちょやタキを差し置いてガチにヒロインポジだなぁこの人。納得はできるが。


総括。
1期は別として2期は妖怪メイン、3期は人間メイン、じゃあ4期は何かと言われればちょっと判断しかねる話が多かったかな。
強いていうなら夏目メインの話だろうか。人間との付き合い、妖怪との付き合い、祓い屋との付き合い…ついでに過去話も少々と。
1期の頃から比べると格段に成長してはいるのだがその反面夏目パンチが振るわなくなったのは残念至極。あの黄金の右は何処へ。
ニャンコ先生も基本的に襲われてから対処する手遅れっぷりばかりだし見てて危なっかしい話が多かったなー。結果オーライが多いというか。
とりあえず5期を粛々と待とう。4期もやってて円盤売上が1万というド安定っぷりだし原作が溜まればいけるはず。