最後まで没キャラは没キャラであった。
最終回だけあっていつもと違う展開、になるはずもなく。
強いて言うなら落とし穴に落ちた辺りの展開が多少珍しかったくらいか。まさかあそこでシリアスシーンを入れるとは。
今までバカやってきたのも全てソーニャのため…ではないか。バカやるためにソーニャを殺し屋稼業から足抜けさせたい、が正解か。
まぁどちらにせよソーニャと一緒にいたいための行動であり実に程よい百合ましさであった。ここまで直球で来られると清々しい。
ソーニャも泣く子とバカには勝てないのか最後は約束を諦めて一緒に帰る事を選んだし。ああ、実にキマシタワ…。
てっきり約束の相手は仕事とは関係ない別物かと思ったけど反応的に普通に仕事だったんだろうか。
というか本当に殺し屋なのだろうかソーニャChang。1クール見てそこだけが未だに信じられん。
総括。
OPのインパクトが強すぎることばかり話題に上がりがちだが本編の方もなかなかのカオスっぷり。
さらにそのカオスっぷりをやすなの声優が加速させるものだからさぁ大変。
蓋を開いてみればやすな劇場と言っても過言ではないほどアクの強い作品に仕上がったなぁ。ソーニャの中の人も悪くはないが押され気味ではあったか。
ただあぎりさんにしてもやすな、ソーニャにしても登場人物が少ない分のびのび演じられたんじゃないかと思う部分がちらほらあり。釘が出ない回なんて新井里美とチョーさんくらいだろうし、アフレコ。
その自由っぷりがやすなの中の人のフリーダムさに拍車をかけていたのだろうか。大御所が大勢いたらあそこまではっちゃけられたかどうか。
2期は確実にないと言い切れるので中の人だけでも他の作品で頑張ってもらいたいものだ。
