せい☆どく

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感想垂れ流し系

黄昏乙女×アムネジア 第12話 「黄昏乙女」

霧江さんはいい加減JOJOポーズ卒業しましょうよ。


およそ考えうる限り最もベタで最もハッピーなエンドではなかっただろうか。良い最終回であった。
ここで完全に消えられても後味悪いし原作はまだ続いてるしで実に無難な終わり方。だがそういうオチ、嫌いじゃないぜ!
実際問題ここまで苦労して夕子さんに献身してきた貞一君を思えばこのくらいなんてことない奇跡のように思える。
最近のハーレム主人公にしては珍しく1人の女性に一途だったし、早い段階で好意を伝えてたし、相手の好意も素直に受け止める(あるいは受け流す)し、色んな障害も乗り越えるし。
過去の記憶に触れてあんな恐怖体験してもなお気持ちが変わらないってのはなかなか感心すべき部分ではある。影夕子ですら受け止める始末。
何よりそこら辺の女の子よりハニーフェイスなのが股間に悪い。泣き顔なんて下手すれば夕子さんを超える美少女っぷりだし。
とは言え他の子も性格濃いのばかりで誰が出ても暇はしなかったのだが。霧江さんも小此木さんも良い人ばかりで。
しかし夕子さんは最後まで人を振り回してばかりだったなぁ。美少女だから許される所業。


総括。
普段からギャルゲーやハーレム物はくっつく過程よりくっついた後の方に重点を置くべきだ、と言ってきた自分だが。
さてここまでベタベタイチャイチャを見せつけられると流石に考えを改めるべきなのかもしれないと思うようになってきた。爆発しろ。
合間合間に夕子さんが問題起こしたり暗い考えになってストップ掛けられなきゃこっちの身がもたないところであったわ。
内容的には夕子さんの夕子さんによる夕子さんのためだけの物語というか、割と閉じた世界観だったなーと。
メインキャラ4人以外に名有りキャラほとんどでないし、学園の外にも出ないし。夕子さんが出られないからしょうがないけど。
その分夕子さんの可愛らしさ魅力は思う存分に描いてたと思うしこれはこれで一種の正解なのかもしれないが。女の子乱造より少数精鋭と言うか。
いやジョジョ立ちが特技な霧江さんやにぎやかし小此木さんが精鋭かと言うと…まぁ個人的には好みではある。個人的には。
それにしてもアニメでここまで綺麗に終わって原作はどうするんだろう。というかどこまでやってるのだろう。