せい☆どく

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感想垂れ流し系

氷菓 第10話「万人の死角」

面倒くさがりのくせに美女に期待されたらコロっと落ちる中村悠一チョロい。


なんだか今回は普通のミステリ小説みたいな内容になってて驚いた。いやさ戦慄した。
とまで言うのはちょっと大げさではあるが、少なくとも先が気になるという意味では今までの話の中で一番面白かったのは事実。
それくらい今までとは温度差、あるいは内容差とでも言うべきか。ちゃんと推理モノっぽいこともやれたのかと少し失礼なことを思ってしまった。
いやまぁ単に自分もザイルの事なんて正直すっかり忘れてただけなんですけどね。あと増えた血糊もそうだっけ。
前情報を知らずに話だけ聞けば辻褄は合うが実際は情報を整理しきれてないボロボロの推理ではあると。
そうして振り返ってみれば「万人の死角」と言うタイトルもあまりに皮肉と言うか、自分が名付け親ならあまりの恥ずかしさに憤死してしまいそうだ。まず自分が死角に気づいていないのだから。