ジョージはよくラスボスになるな！
多少のパロやおちゃらけはあったもののお約束と言えば実にお約束な最終回ではあった。
誰もいなくて寂しがるマヒローさん、襲い来る敵、既の所でニャル子登場…そのベタさもいいのだが。
ただ前半ちょっと回想が多すぎたのは少し残念。まぁ単に街を放浪するだけでそんな作画力はいらないのだが後半動いてたってわけでもないし。
黒幕がジョージというのは露骨すぎてさすがにないと思ってたので逆に意表を突かれたのだが襲撃の理由がまた酷いなー。いい声でエロゲエロゲと連呼してからに。
珍しくニャル子を追い詰めたまでは良かったのだが正直わざわざマヒローさんがバールのようなものを投げなくてもなんとかなった気がしないでもなし。
総括。
最後までマヒローさんは切れやすい10代であった。平常時はまだいいんだけどテンパると幼女にまで言葉遣い荒くなるのはどうかと思います。
内容的には一発ネタというか1〜2話で全てを出し切った感があったなと。この手のドタバタは見る側が慣れやすいのでどうしても初期の方が面白く感じてしまうわけで。
だからと言ってどんどんやりすぎ方面に突っ走るのも良し悪しなのでまぁこのくらいのバランスを保ったのはむしろ良くやった方なのか。
キャラクターはどれも良い感じなのだがいかんせんマヒローさんの性格や態度が最後まで好きになれなかったのは痛い。普段の感想でも言ってたけど基本我儘が過ぎるよ、この坊ちゃまは。
いやハーレム状況に喜べと言ってるわけではないのだがもうちょっと感謝と言うか。だからこそ最終回最後にデレたのが効果的だったとはいえそこまでが長すぎた…！
そこ以外はパロネタもほぼ理解できたし良いネタアニメだったのではなかろうかと。
