せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

秋アニメ総括感想

今期は2クール物が多いせいで1クールだけで終わった作品が少ないように感じる。
自分が見てるだけでもログホラ、凪あす、レイヴンズ、キルラキル、ペダル、ガンプラか。ペダルは3クールだけど。


蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-
最初はあまり期待していなかったのだが加速的にのめり込んでいって最後には今期トップクラスのお気に入りに踊り出たこの作品。
CGアニメの1つの到達点と言うかここまで可愛く描けるほど進歩していたとは思わなかった。CGキャラなんてせいぜいプリキュアのEDくらいしか触れることなかったし。
内容自体はそう小難しいものではなくむしろシンプルではあるのだが、それだけに素材の美味しさが際立ったとでも言うのだろうか。
良い感じに燃えと萌えが融合して実に味わい深いシナリオに仕上がったと思う。可愛いもあれば格好良いもあると。
全体的に丁寧さを感じる良いアニメであった。


ガリレイドンナ
キャラは良かったと思うのだがそれ以外の部分がとにかく雑なイメージ。
設定や世界観だけ広げていっても描いてる部分は極々一部すぎて逆にせせこましく感じてしまったし。
とにかく結論ありきで道中の話が作られたとしか思えないヌルさは一体何が原因だったのやら。2クール予定が1クールに変更はガチなのかどうか。


<物語>シリーズ セカンドシーズン
原作での好みが化物語偽物語傷物語>それ以降だったので正直あまりセカンドシーズンには期待していなかったのだが。
蓋を開けて見ればどうしてなかなか面白い。ほぼ主人公不在でも何ら問題なく面白さを維持できているのは演出のおかげか声優演技の賜物か。
エピソードごとに入る総集編は今でも擁護のしようがなく酷いと思うけどまぁそれはそれ、これはこれと言うことで。
物語シリーズのアニメ化自体は既に発表済み…のはずなので今後も楽しみにしておこう。


のんのんびより
秋アニメどころか2013年に見たアニメの中でも確実に五指に入るレベルの面白さ。
いや面白いだけで括るのは語弊があるか。可愛い…楽しい…羨ましい…とにかく見てて飽きないことは確かか。
基本的に日常アニメだと好きなキャラとは別に興味ないキャラも出てくるものだがこの作品は奇跡的にそういうのがいなかった。
強いて言うなら教師だがあれは周囲のキャラをより魅力的に見せるための添え物的存在なので。
骨格となるキャラが良いのはもちろん背景は美麗だし音楽はOP・ED含めて印象的なものが多いしストーリーもキャラを際立たせることに特化した内容だし。
本当に満足感の高いアニメであった。



勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。
タイトルで作品を敬遠しちゃいかんなと思った1作。単独感想の時も言ったけどタイトル名は編集がつける事がほとんどらしいので作者のせいじゃないのだが。
内容は勇者だ魔王だを抜きにすれば現代日本でやっても良いような内容…に見えるけどたまにファンタジー要素が必要な場面もあるので一概には言えないか。
アルペジオと同様に原作から大幅に手を加えたにも関わらずまったく違和感を感じさせないのは監督が良いのか原作者が事細かに指示を出したのか。
まぁローソン関連とか全てボツキャラ流用らしいし元から親和性が高いのも当たり前っちゃ当たり前なのかもしれないけど。
あと女の子が多いけどヒロインはあくまでフィノ特化にした内容も良かった。


夜桜四重奏 〜ハナノウタ〜
上で言ったばかりなんで割愛。


リトルバスターズ!〜Refrain〜
一言で表すなら色々惜しい作品ではある。
ゲームをやってるからこそ原作のあの分岐やループの多い内容を頑張って1本のシナリオにまとめた努力を理解できるのだが。
ゲームをやってるからこそゲームから削られた内容が分かってしまい物足りなさをひしひしと感じてしまうと言うか。
最後のリフレインルートはそれこそ何周も何周も繰り返しヒロインズを攻略して作品そのものに感情移入してこその盛り上がりなので見るだけのアニメでは多少距離を感じるのは仕方ないことではある。
その部分に目を瞑れば良くも悪くも優等生な作品だとは思う。