せい☆どく

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感想垂れ流し系

モモキュンソード 第拾弐話 「桃色幻想!モモキュンソード」

最後まで見ても天女側に何らかの問題があったとしか思えないモヤモヤ感。


近年稀に見る珍しいまでの良い最終回であった。
邪鬼王は退治したし黒幕になりそうだったデュフフチョーさんは自滅したりかぐやは勝手に身の程をわきまえたし。
ここまで綺麗に終わると2期だなんだと言うのもはばかられると言うかこれ以上やることも無いと言うか。
あわや亀裂が走るかと思われた鬼姫との関係も何だかんだで修復されたしまさにめでたしめでたし。強いて言うなら散らばった桃の欠片をどうするかくらいか。
しかし一応育ての親である邪鬼王殺したのにあの場面で争う理由がないと言いはる桃子は若干アレではあった。
邪鬼王が何だかんだで鬼姫を大事に思ってた事を知らない以上ああ言ってもしょうがないのだが関係は知ってるんだし空気読めてないところがあったなと。
その分真っ向勝負して憤りを受け止めたのは良い主人公っぷりだったとは思うけど。


総括。
お色気と王道展開がやりたいんだと言わんばかりのこのコテコテ感、実に堪能させてもらいました。
2014年にもなって今更桃太郎を題材にするとか最初はどうなることかと思ったけど何だかんだで最後まで楽しく見られたのはありがたい。
ソシャゲアニメやパチアニメって原作があってないようなレベルのせいかどれも伸び伸び作ってる感があるし妙に確変を起こすのが面白いなぁ。パチアニメだけに確変ってそう言う…。
何だかんだでシリアスパートもちょくちょく入っていたはずなのだが重すぎず軽すぎずの塩梅が上手いと言うかすぐお気楽に戻るんでしょと思える安心感とでも言うのだろうか。
まぁそもそも2〜3話辺りから争ってるのか喧嘩してるのか分からない小競り合いばかり続いてたし真面目に見ろと言う方が難しいのだが。