せい☆どく

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感想垂れ流し系

仮面ライダー鎧武 第47話 「変身!そして未来へ」

コータさんは死んだ!もういない! だけど俺の背中に、この胸に、一つになって生き続ける!
って言おうと思ったらホイホイ帰ってくるコータさん。台無しだよ!


作品的には前回で綺麗に終わってるのだが今回はミッチの後始末と言うか作品全体の心残りをちゃんと終わらせた感のある良い最終回であった。
半年以上経っても立ち直れないミッチや初瀬ちゃんのことが気がかりだった城之内、死にっぱなしでフォローのなかった戒斗などいい感じにまとめたのではなかろうかと。
特に初瀬ちゃんに関しては最後まで伝わることがないものと思っていたので意外な情報源であった。ニーサンなんか城之内と接点なさげだったし…。
しかし最終回のラスボスが劇場版と地続きとは映画を見てなかったのが悔やまれる。大体どういうキャラか察することはできるのだが。
とりあえず皆にベルトがあったらあっさり倒せてたんじゃないかなーと思う程度には弱かったことは理解した。葡萄相手に2対1で人質取らなきゃ負けてたし。
そりゃガチで黄金の果実を手に入れたコータさんが参戦したら為す術もないよねと言わんばかりのやられっぷりに少し泣く。実際は笑ったけど。
それにしてもやり忘れたことがあるんだとあっさり帰ってこれる辺り今後の劇場版出演はなんら問題のなさそうですねコータさん。
でも今度はその似合わないファンタジー衣装脱いでから帰ってきてください。せっかく感動の再会もちょっと笑いそうになったので。


総括。
最初はダンスシーンが限りなく微妙だったし人の言うことをホイホイ聞く主体性のない主人公だなぁ…と思っていたのだが。
終わってみれば記憶と印象に残る良い主人公っぷりだったのではなかろうかコータさん。ダンスシーンは最後までいらなかったけど。
結局自己犠牲気味にオバロ化して地球を離れたのはDJの利するところなので釈然としない部分もあるのだがヘルヘイムの森と終わらない戦いを続けるのも不毛だしここらが落とし所と思うべきか。
ぶっちゃけあちこちで言われてるけど形を変えたまどかマギカっぽいよなーと。ミッチがほむらでコータさんがまどかで。
だとすれば最後にコータさんの心と体を分離されなくて良かったと言うべきか。それなんて叛逆の物語。
ここ最近のライダーと違って2話完結の前後編じゃないのは個人的にかなり有りだったので次のライダーも同じようなストーリーだと良いのだが。
どうなることやら仮面ライダードライブ。