せい☆どく

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感想垂れ流し系

艦隊これくしょん -艦これ- 第12話 「敵機直上、急降下!」

Q:急にバケツが来た?
A:急や


うーん…なるべくオブラートに包みたいところではあるのだがちょっとこの最終回は突っ込みどころが多すぎる…。
とりあえず味方増援で大和砲!からの敵増援&敵再生!からの味方増援一斉射撃!からの敵増援&敵再生!からの味方増援&吹雪無双で一斉射撃…って何度繰り返すんだこれ。
戦力の逐次投入がどうこう言うまでもなくこの流れで1話貫いたのはある意味感心と言うかだれか突っ込まかなったのかと言うか。
援軍の数もゲームの連合艦隊を意識した12隻かと思いきやあれよあれよと増えて気付けば26隻。何その中途半端な数、もう2隻減らすか4隻増やせば収まりも良いだろうに。
人選もどういう意図があるのかまるで分からなかったけどとりあえずあやねる無双なのは理解した。このアニメのMVPは間違いなく佐倉綾音…。
戦闘もカットインするキャラ以外は基本棒立ちでいまいち迫力がなかったし何より明らかに因縁があるであろうブラック★ヲッ級シューターが画面外でやられたのが最高に勿体無さすぎる。
金剛を引き連れて吹雪がウオォォォしたまでは良かったのになぜ肝心の戦闘シーンをカットして台詞だけで敵倒しましたとか言わせるのやら。
そのくせ飛行場姫だかヲ級だかを倒した後に如月の遺品が浮かんでくる描写はきっちり入れる辺りスタッフは如月になにか恨みでもあるのだろうか…。
最終回は如月がドロップして皆元に戻る、そう思ってた時期が自分にもありました。まさか全く救済もないまま再度死体蹴りされるとは予想外だった。
と言うか提督死んだふりして何してたんだとか暗号がバレてたのはどうしてだとか資源ないくせにどうやって大鳳作ったんだとかなにか強い力だとかなぜ吹雪が運命を変える(CV:杉田智和)ことができたのだとか。
その辺りの伏線と言うかネタ振りはちゃんと2期で明かされるのだろうか…まさかとは思うが情報漏洩対策や敵を欺くつもりでいなくなっていたのだろうか提督は。
仮にそうだとしても敵側の描写がまるでないものだから視聴者にその効果がまるで伝わってこないのが酷い。
やっぱり大型建造にハマってただけだってこの提督。


総括。
最近はイベントくらいしかがっつりやってないけど黎明期からゲームをやってる身としてある程度公平かつ穿ち過ぎ無いように評価するつもりだったのだが。
作品総括の要であろう最終回でここまで適当な内容を見せられるとは思わなかった。言うに事欠いて「そんな気がする」はキャラを動かす理由としていくらなんでも雑過ぎる…!
最初から吹雪アゲな展開が続くなとは思っていたけど戦艦空母を差し置いて旗艦化、提督の夢に出てきたガールを経て最終的に運命介入キャラにまで成長するとはこれぞまさにシンデレラガール。
ただまぁ実際どうすれば万人受けする作品になったかと言われると確かに難しいところではあるのだが。
よく言われる日常物はアンソロや同人でやってりゃ良いと思ってるし個人的にはちゃんと一本スジの通った見応えのあるシリアス戦記モノで良かったんじゃないかなと。
少なくともどっちつかずが一番ダメになるのは3〜4話の流れを見れば確定的に明らか。例えキャラが轟沈したとしてもそれを活かした話作りをすればちゃんと評価されるはずだったのだが。
果たして続編と言う名の分割2クール目はどうなることやら。既に製作してたのを単に発表しただけだろうし大幅な路線変更はないと思うけど。