せい☆どく

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感想垂れ流し系

SHIROBAKO 第24話 「遠すぎた納品」

やはり瀬川さんはバイ…。


大体の波瀾万丈は前回済ませたので今回何が残ってるんだろうと思ったらなるほどテレビ局にお届けする仕事が残っていたとは。
まぁ今までのドタバタに比べたらオマケと言うか最後の落とし前みたいなものだよなーと。メタ的な意味でもここで躓くはずないと分かってたし。
と言うか実際当日納品ってアニメ会社の人が直接現地に届けるものなのか…まぁ郵便で即日頼むと言われても普通は無理だろうけど。
納品周りの話は脚色コミコミでどこまで真面目に見て良いか分からないのでずかちゃんの話。あれからも定期的に仕事が来てるようで実に微笑ましい限り。
他の子よりスタートが遅れた分今後も色々頑張ってもらいたいものではある。アニメーターで食べていく以上に将来が見えない過酷な環境らしいし。
将来と言えばみゃーもりはまだ現場2年目なのにやたら自分を追い込み過ぎではないだろうかと。電車内での自問自答然り打ち上げの演説然り。
妄想の中のマスコットにすら甘い時間は終わった的な叱責されてるけど20代前半であれだけ出来れば十分すぎるくらい有能と言って良いレベルだろうに。この自分に厳しいスタイルがデキる社会人の資質と言うものか。
よくよく考えたらドーナツ組って全員一線で働いてるプロばかりだし若さと才能がまばゆすぎる…。


総括。
学生主役の部活アニメの時代は終わった!これからは社会人主役の労働アニメの時代がくる!!
いやー実に良いアニメ制作アニメであった。さすがP.A.WORKSさすが水島努、実に良い物を見させていただきまして。
半ば自虐気味な内容でもあるだろうにこれほどエンターテイメント性の高い代物にしてくれるとは本当に流石と言う他なく。
無論かなりファンタジー要素入れてお出ししてるんだろうけどおかげで実に口当たりの良い作品に仕上がったと思うし十分なバランス感覚の上に成り立った作品だと思う。
オタクが興味持ってるアニメの制作作品だからこれほど人気出た部分もあるんだろうけどいけると思うんだよなぁこう言う何かの仕事を掘り下げた社会人アニメ。
条件があるとすれば「キャラはなるべくコミカルに」「嫌なやつは限りなく少なめに」「説明や用語はできるだけ自然に」みたいな見る側に配慮した要素がいるだろうけど。
そう言う意味ではこの作品は実に的確にその要素を踏襲していたと思われる。特に嫌なやつ云々はあの変な話編集以外ほとんどいなかったと言っても過言ではないし。
ちょっと理想的に書きすぎて勘違いしそうになる部分もちらほらあるけどそこはそれ、出された情報を鵜呑みにせず自分でしっかり調べましょうと言うことで。
物足りなさがあるとすれば後輩ちゃんズの単独回がなかったことくらいかな。平岡はあれだけ優遇されたのに物足りないと言えば物足りない。
メッシュちゃんとか良いキャラしてたのになー。