せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

ガンダム Gのレコンギスタ 第26話 「大地に立つ」

言うほど大地に立ってなかった。


良い最終回…うーん。お禿様が一体何を思ってこの話を書いたのか今の僕には理解できない…。
毎度毎度戦闘シーンは格好良いしキャラ個人個人の魅力もあるのだがそれらが合わさって何を見せたかったのか、何を描写したかったのか少し難解すぎて。
とりあえず戦争したがりは尽く死ねぇ!したのは分かるけど割と暴力的と言うか直接的と言うか、それで良いのかと思う場面がちらほらあったり。
それはラライアの戦艦攻撃でもあるし天才の親殺しでもあるし、やりたい事は分かるけどそれをやって良かったのかと言うと判断し辛いものがある。
まぁ主人公側にいると言っても聖人君子じゃないんだし話が通じなければ攻撃もするし利用されれば復讐するのも当たり前のことではあるんだろうけど。
特に天才のキャラ的に利用されっぱなしと言うのは我慢ならないだろうし元から親に対して思う事もあったんだろうけど月の艦で轢き殺すとかよほど鬱憤溜まってたんだろうか。
しかし終わってみればヒロインは全員生きてるしマスクカップルも五体満足だし確実に死ぬと思われてたケルベス中尉やリンゴ、ベルリ母ですら生存したまま終戦とか黒富野はどこへ行ってしまったのだろう。
その一方で黒幕っぽく暗躍してたクンパ大佐がひっそり崖下に転落しましたが無害です。結局この人も何がしたかったのか。
いや何がしたかったの度で言えばマスクも大概ではあるのだが。色々目的や恨みがあって行動してたはずなのに最後はただの綺麗なルインになってたし。
ベルリはベルリであっさりGセルフを乗り捨てて富士山登りながら世界一周するとか自由人にも程がある。戦争に巻き込まれながらも最後までブレない辺りは流石ではあるのだが。


総括。
この作品を簡単にまとめるなら…宇宙旅行して見聞を広めたヒーローヒロインの物語?になるのだろうか。
何も知らないお坊ちゃんお嬢ちゃんだったベルリや姫様が2クール掛けて立派に成長してその余波で周囲がどうにかなった感じかな。
金星や月の地球移住計画とか結局どうなったんだろうと思うとこもあるのだが各勢力タカ派がほとんど全滅してしまったし現状維持で収まったと思って良いのだろうか。
と言うかジット団の一部くらいなら普通に地球に移住出来たたろうになぜあんな強攻策を取ったのやら。
結局どの勢力のトップも自分達が最も優れてて相手はアホだからどうとでもなる、みたいな考えで動いてたっぽいしぶつかり合うのは必然だったと言うことか。
タブーだ何だで今までロクに交流がなかったんだろうけど今回の件で各々の考えや力量も分かったろうし今後どうなるかはお禿のみぞ知る世界か。結局∀に収束するにせよ。
あとこの時代にも日本や富士山まだ残ってたことに驚いた。宇宙世紀で日本について触れる作品って滅多になかったし。