せい☆どく

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感想垂れ流し系

がっこうぐらし! 第12話 「そつぎょう」

良かった太郎丸覚えてた!
からのロッカー閉じ込め。緊急時の行動としては正しいんだけど酷い話だ。


実は途中から完全にネタバレ知っていたのだが原作と随分違うセンチメンタリズムな解決方法にしたなと。
ギスギスもなければ殺意も薄い、何よりわんこがレギュラー顔して終盤近くまで生き残る辺り原作からかなり大胆に路線変更したものだと。
どちらも良いとこはあるんだろうけど個人的にマジ怯えりーさんやイケメンすぎるゆき先輩をなかったことにされたのは残念至極。
犬とのふれあいもそうだけどアニメで完全にハートフル路線に舵を切ったのはせっかくの持ち味が勿体無いなと思わないでもない。ゾンビに対しても一定の優しさを見せてたし。
前も言ったけど自分は可愛い女の子が極限状態に追いつめられるのが好きなのであって極限状態での女の子の可愛さを見たいわけではないからここは正直ちょっと肩透かしだったかなと。
とは言えアニオリなら全滅エンドもありえたしこれはこれで1つの方向性と言うことで。そもそもヘリが墜落してこなかった時点でアレだし。
最後は清々しいまでに俺たちの戦いはこれからだ路線だったけど2期は多分無理かなー。


総括。
とにもかくにも1話見る前にゾンビものだと知ってしまったのが口惜しや。
いやぶっちゃけ作品的にも隠す気はなかったしちょっと調べたら色々出てくる以上仕方ないことではあるのだが。おのれ情報社会。
それに前情報無しだったら多分Aパートで切ってたかもしれないし。色々キツかった部分もあるので。
その後は割とゾンビ物のお約束を踏襲しつつ良い感じに進んでは行ったと思うのだが何度も言う通り雰囲気が明るすぎたのが良し悪しだったなと。
クローズドサークルでもなければ銃を片手にゾンビを退治しまくるヒャッハー系作品でもない以上どうしても陰鬱な雰囲気のままでいろってのも難しい話なのかもしれないけど。
まぁアニメはそう言うホラー要素を少なめにして「学校からの卒業」に焦点を絞ったのはある意味英断ではなかろうかと。良きにしろ悪きにしろ。