せい☆どく

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感想垂れ流し系

アルスラーン戦記 第二十五章 「汗血公路」

チョロすぎるぞこの女騎士。


実に良い俺たちの戦いはこれからだENDであった。
いやまぁ正直20話辺りからそうなるだろうなとは思っていたのだが本当にそんな感じで終わってしまうとは…。
七つの大罪も2期をやるご時世だしなんらかの形で続編が作られる可能性もあるとは言え何とももどかしい最終回ではある。
ただ最終的にアニメ1話の補強と言うか殿下とエトワールに尺を割いたのは間違ってないと思うしこれはこれでまぁ納得出来る終わりだったかなと。
最初に言った通り狂信者にしては色々理解が早かったりチョロすぎる気もするのだが誤解したまま別れたりまして死んでしまっては後味悪かったろうからなぁ。
むしろこのチョロさでよく今まで女とバレなかったり殺されず生き延びてきたものだと。まさに神の恩寵とでも言うべきか、信者だけに。
とりあえずこの後原作通りになるのかあるいは現代アレンジされるのか、それだけでも分かれば良いのだが。アニメ2期やらないなら荒川弘に数年掛けてでも描き切ってもらわねば。
あと負けた事実は変わりないのになんであんな偉そうにしてたんですか銀仮面卿。素性明かしてごまかしたようにしか見えませんよ。
弟王も弟王で失敗を糾弾する流れだったのに銀仮面に俺はこの国の正当な後継者だと言われただけであっさり引き過ぎである。責めるより利用することを考えたんだろうけど。
一方その頃ギーヴは殿下のために後継者の証?を探して旅をしていましたとさ。最終決戦にも出ず何をしているのかと思いきや予想以上に重要な任務を与えられていたとは。


総括。
まさかこのご時世にアルスラーン戦記がアニメ化するとは、アニメ業界はよほど原作が枯渇しているのか。
まぁどんな事情があるにせよ過去の名作を現代で再度アニメ化と言うのはありがたい話ではある。古ければ良いと言うわけではないが。
緒戦敗走から野に潜んで兵を集めて再度出兵…と言う王道展開も改めて描かれると逆に新鮮味を感じられたしたまに作画が怪しくなるところ以外は概ね及第点のアニメだったなと。
強いて難点を上げるなら前述通り俺たちの戦いはこれからだすぎて何も終わった気がしないことくらいかな。
もし同じ枠でやるにしてもガンダム終わって大罪終わって…早くても1年は待たなきゃいけないのか。なんとも気の長い話ではある。