せい☆どく

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感想垂れ流し系

おそ松さん 第25話 「おそまつさんでした」

なんだこのアニメ。なんだこのアニメ!


と言うわけであれこれ物議を醸したおそ松さんも今回で最終回と相成ったわけですが。
とりあえず色んな意味で甘かった。前回がシリアスかつ引きで終わったから今回もそれに準じた内容になるだろうと思った自分が甘かった!
いやギャグオチも確かに予想はしてたけどあくまで「オチ」であって今回みたいな最初から最後までハーブキメた素っ頓狂な話にするとは流石に思わなかったと言うか。
ある意味これがアニメスタッフの赤塚不二夫オマージュの到達点と言うことなのだろうか…この無軌道かつシュールエログロ混じりなネタは確かに原点であるおそ松くんの一要素ではあるのかもしれないけど。
まぁそんな意図まるで関係なく腐女子なんて知ったこっちゃねー!良い最終回にさせるかよ!みたいな暴走した結果と言われればそれはそれで納得しそうになるけど。
ただ個人的には常々言ってる通り勢い任せの放り投げネタはあまり好みではないのでそういう意味ではやや物足りない最終回ではあったかなと。
どちらかと言えば前回のような話の方が好きだっただけに期待はずれ、とまではいかないけどまさに予想の斜め上と言うか。もちろんスタッフ的にも意図して外した大暴投ではあるのだろうが。
こんな終わらせ方されたら余韻も何もあったものではないし寂しく思わず済んだのは良かった…のだろうか。
あと2クールじゃ終わらないかもしれない的な発言がどこかであった気がするのだが2期的な発表もないしただのリップサービスかある程度間を置くのか。
腐女子界隈は鉄は熱いうちに打った方が良いしあまり間を開けるのも勿体無い気はする。


総括。
第一報で声優を聞いた時から何考えてるんだと思った再アニメ化だったけどまさか最後まで何考えてるんだとツッコむことになろうとは。
基本的にクズな六つ子を描きつつなんでもありをやってるだけだったのだが声優パワーなのか意外な人気がついたのは狙い通りなのか予想外なのか。
世の中何が受けるか分からないを体現したような作品だったなーと。褒め言葉です。
ただ内容はやはりギャグアニメ特有なのか面白い回とつまらない回の落差が激しかった気がする。この辺は個人の好みにも寄るので一概には言えないけど。
それでも十四松の彼女回や一松の本音回なんかは多分共通して評価高いのではないだろうか。自分も割と好きな方だし。
しかしこれ本当に続編あるのかな…やらない理由はないだろうけど。