せい☆どく

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感想垂れ流し系

昭和元禄落語心中−助六再び篇−

役が死にかけになってますます演技に磨きがかかった石田彰


流石に老いを痛感したのかめっきり弱ってしまった師匠と相変わらず辛辣なアネさん。
自分の両親を殺したのを師匠のせいだと思ってる限りそれは変わらないんだろうけどあけてビックリ真犯人は画伯でしたと。
まぁあの状態だと助六は手遅れだったかもしれないし狂乱した子供に突き落とされましたなんて事故みたいなものとは言えなんとも後味の悪い結末ではある。
そりゃ師匠も黙って墓に持っていくよねって言う。松田さんがいなければそれこそ与太郎も知り得なかった事だし。
と言うかこんな重い真実よく今まで黙っていられたなぁ松田さん。ある意味1番の部外者なのに献身的な人だ…。
師匠はあんな性格だから自分がなんと思われてもダンマリ決め込めるだろうけど自分の尊敬する人が悪しざまに言われるのも黙って耐えてきたわけだし。本当に出来た付き人すぎる。
肝心要の「なぜみよ吉は刺したのか」の部分は未だボかされてるけど今後また語られる時が来るのかな。