せい☆どく

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感想垂れ流し系

まほらば 〜Heartful days〜 第25話「告げる夜」&26話「まほらば」

本当にこれガンガン系列のアニメですかと目を疑わんばかりの出来だった。
特にガンガンアニメって最後が酷いもんが多いんだけど、これは良い意味で無難な終わりだったなぁ。
これで「ジャングルはいつもハレのちグゥ」「鋼の錬金術師」についでガンガン数少ない良作アニメの3つ目に選ばれました。


25話の見所はやはり、白鳥VSお球のガチンコ本音バトルか。
ていうかほとんど扱いは多重人格のソレだったね。
原作でも勢いはあったけど、やっぱ声があると言葉の節々にニュアンスが産まれて、言葉の意味が深くなりますな。
白鳥の素直な気持ちは良かったけど、お球の「犠牲にする覚悟があるのか」について「そんな覚悟はないよ」がないのはちと残念。
いや皆言ってるけど、あのくだりは本当良いものなんよ。その後のお球の反応含めて。
それ以外は高水準。特に慰める桃さんと泣く珠美が。次回予告のなにもかも懐かしいで台無しになったけどネッ。
ああ、ついでにジョニーが渋くて素敵だった。


そして、今まで積み重ねた絵本描写が光った最終回。
積み重ねすぎて同じ絵を出されてるときはちょっと飽きてたけど、その合間の描写やら語り口調が良かったのでさほど問題なし。
それに絵本で締めるだろうっていうのはアニメ始まってから予想ついてたので、不満もなし。
ただ・・・ただしかし!告白イベントがないのは非常に悔やまれるっ・・・!
まぁ恋愛話より住人との絆に重きを置いてたから、それはしょうがないのかもしれないけど。
だからといって不満はなし。その分別ベクトルで良い出来になってるのだからして。
最後の誕生日パーティーはまさに大団円って言葉がふさわしい出来だったなぁ。まさにハートフルデイズにふさわしい最後だった。
そして最終回らしく、EDはフルバージョン。やっぱ最終回ってのはこうでなくちゃ。
終わった後もしばらく余韻にひたってました。間違いなく良作認定。


そして次からはぱにぽにだっしゅ!ですよ。
これも原作は非常に気に入ってるので、良い出来になってほしいのですが。


最後に1つ。最初から最後まで沙代子さんが最高デシター。あんな母親いたらどうしようもなくなっちゃうわ。