せい☆どく

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感想垂れ流し系

武装錬金 第26話 「ピリオド」

実に良い最終回であった。打ち切り作品とは思えぬ優遇っぷりに乾杯。


前回の引きからヒロインパピヨンと凛々しく戦うヒーローとっこさんという構図はどう見ても男の取り合い吹いた。
原作だとヴィクターがカズキを仮死状態にさせて頃合を見てサンライトを光らせるんだけどアニメじゃ一ヶ月戦い続けてたのか…。
それじゃ一ヶ月の間にぱちぱち月が光るのが観測されるような気もするんだが、なんでそういう変更にしたんだろう。
バロン様は相変わらず最強で笑わせてくれるが、途中の毒島の素顔に和んだのでどうでも良くなった。目だけでもご飯3杯いけるね。
しかし宇宙で抱き合うシーンはどうしても裸でなければならない法則でもあるのだろうか。とっこさんの笑顔がまぶしすぎる。
それにしても剛太は良い男だったなぁ。原作と違って報われる描写がないのがないのが勿体無いくらいに。
良い男といえばパピヨンも実に一途というか、人間社会を完全に見限ってる割にサービス精神旺盛な都市伝説になったというか。
カズキとパピヨンの一騎打ちは真っ赤な誓いが流れて燃えたものの戦闘自体は控えめでちと残念。とことん戦闘作画に恵まれない二人だなぁ。
EDの背景にアフターはかなり駆け足気味だったとはいえ、一応色んなものを消化してくれたので個人的に満足。
やはり毒島の素顔がなくては困る。とっこさんの傷口触られた喘ぎも聞きたかったがしょうがないか。


総括。終始安定した作画と展開でネギま!?と時間変更してくれと思ったのも今は昔。まぁそれだとぶちまけろとか言えなくなるか。
オリジナル話も原作に矛盾しない程度に補完してくれたし、何より声優演技がマッチしていたのが良かった。
一時期はうたわれ意識してるのかと思ったし、実際そういう部分もあるだろうけどキャラに似合ってるので問題はなし。
何にせよこれを機に作者がもう一度ジャンプに戻って…こないだろうなぁ、二度と。本人がジャンプに呆れてそうだし。