せい☆どく

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感想垂れ流し系

ながされて藍蘭島 第26話 「飛び出して、藍蘭島」

良い妊娠エンドであった。


作画力を前回で使い果たしてしまったのか今回は割と普通めだったか。
それでも一定水準以上ではあったが。目が慣れて贅沢病になっているのやもしらん。
話の方は外へ出れたけど妹が無事そうだしもう一度島に戻ろうか、というまさにオババの言う通り飛んで火に入るなんとやら。
しかし最終回で他のキャラも行人を応援しだしたとはいえ結局一番美味しかったのはすずだったなぁ。これが正ヒロインの強さか。
20話辺りから念入りにすず描写をしていただけあって最後の最後に行かないでと懇願する場面は説得力があった。
逆にまち姉あたりは物凄い地味な役回りで終わってしまって残念極まりない。あやねが光ってたから良しとするが。
漫画版ではまち派だったのだがアニメであやね派に変わってしまったという人も多いのではないだろうか。アニメでのまちの出番が少なすぎるのが原因だが。
あやねは毎回毎回どんなチョイ役でも出てきて存在感をアピールしてたし人気急上昇したろうなぁ。性格があんなでも。
ところで行人妹の声があまりにアレなのはなんのネタかと思った。棒読みというかなんというか…。
しかも今いるところが男だらけの藍蘭島。どう見てもヌルヌルのグチョグチョです。絶対無理だろう、何年間も女日照りの男どもが自重するなんて。
藍蘭島っていうか愛乱闘だねHAHAHAとか冗談も通じなさそうな男臭がする。
男だらけの方は女だらけの藍蘭島に元々いた男連中ってことで良いんだろうか。いまいちその辺分かりにくかったのだが。
最後は争奪レースにこっそり新キャラ混ぜたりとやりたい放題やって終わりという雰囲気を見せないまま終了。
終わり良ければ全て良しということか。


総括。最初から良作画で視聴者を掴み、やもすれば単調になりがちなラブコメ展開を上手い具合に昇華したなぁという感じ。
声優のおかげかどうかはさておきノリやテンポが原作よりトントン拍子に進んでいくから気楽に見て楽しめた。
その分原作の持ち味となってるエロス分はさすがテレ東系だけあってかなり抑えめな感じに。見せないエロスである程度頑張ってたとはいえ。
2期があってもおかしくない終わり方ではあったが、正直この作品はここで終わっておいた方が良い気がする。
さすがにこれ以上の終わり方となるとヒロイン全員日本に連れ帰るくらいのことでもしなきゃ無理そうだしなぁ。
何はともあれ2クール楽しませてもらったし、あとは原作をゆるゆる見守っていくことにしようか。