せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

けいおん!総括

そんなわけで総評。


あちこちでギー太が売れたとか作中で使われたグッズが売れたとかドラムは売れなかったとか聞く辺り妙な熱狂感はあったなぁ。
個人的にこういうまったりスタイルの作品は問答無用で好きなのだが、そういうものにまで手を出す心理というものは理解はできるけど共感しにくい。飽きやすいから。
作品としての質は作画や演出はさることながら声優のチョイスが絶妙だったと思う。まぁ角川の意思もあるのかもしれないけど、上手い具合に新人声優発掘したもんだ。
話の広げ方にしても原作が4コマである事を意識させない上手い繋げ方が多かったし無駄に肩に力を入れずのんびり見られる作品に仕上げたんじゃないかと。
それだけに澪律のギクシャク話がより異質なものに感じられるのだがたまには甘いものだけでなくピリ辛なものもどうぞといったところなのだろう、多分。
出来ればOPやEDのようなバンド風景を作中で見たかったのだがあくまで「軽音楽部にいる女の子の話」である以上その辺はしょうがないか。最終回で多少やってくれただけマシと言うか。
終わってみればどこか物足りない…というか食べたりない気分になるのは恐らくもっと見ていたかった証なのだろうが、いかんせん原作が足りないのでどうしようもない。
かと言って2期があるような作品でもなし、続きが見たければ原作を見るしかあるまいか。