保坂がちょっと可哀想に思わなくもなし。
日常枠にふさわしい良い日常的最終回であった。
最終回っぽいなと思うのは最後のお花見くらいでそれ以外はそれほど終わりということを意識させないいつもどおりの内容だったし。
贅沢を言えばもうちょっと小学生、中学生、高校生ともに満面なく出番があれば良かったのだがさすがに30分じゃ不可能か。
まぁ何だかんだとキャラも多いことだし、順番的に今回が小〜中学生メインの話になってもしょうがないか。高校生組も出なかったわけではないし。
何より最後は姉妹愛オチで終わったのが素晴らしい。春にふさわしい心温まる終わり方であった。
保坂オチ？そんなものはなかった。
総括。
とにもかくにも「ザ・日常」と呼ぶにふさわしい出来。
激しい感動も深い悲しみもない、植物のような淡々とした平凡な日常を描ききったまさにお手本のような日常アニメであった。
いやそれは言い過ぎにしても今までで一番1期に近い面白さだったのではなかろうかと。2期は言うまでもなくアレだったし3期は2期の面影を引きずってたし。
4期まできてようやく本来の面白さが戻ってきた感じではある。もちろん基本は原作通りだから原作の面白さが上がってきたと言えなくもないのだろうけど。
そういうわけなので4期になってやたらエロス分が多いと思ってもそれは大体原作通りなのであり進行には何の問題もありません。
やろうと思えばいくらでも続きを作れる作品だがさすがに5期以上続いた日常アニメはあまりないだろうし、期待しすぎない待っているとしよう。
