せい☆どく

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感想垂れ流し系

ちはやふる2 第25首 「ふじのたかねにゆきはふりつつ」

あ、太一無敗作中でちゃんと言及あった。


2期物にふさわしい濃厚な良い最終回であった。
あったけど最終回でも太一曇らせ隊はよどみないな!何もこんな時まで追い詰めなくても良いじゃないか。
と言うか千早が完全に新への恋愛感情を自覚してしまってこれは…どう見ても太一の負け戦…。
カナちゃんはかるた部の部長であり色々頑張ってる太一を応援したいんだろうけどどう見ても勝てる気がしないなー。
クイーン辺りが新をかっさらって行ったら可能性あるけどそれじゃまるで少女漫画か。
ちはやふるは少女漫画だった!
やってることがそこらの少年漫画もびっくりな熱血路線だからたまに忘れそうになって困る。かるたネタでよくもまぁここまで。
盛り上がり的には前回がピークで今回はエピローグ…と言うか次への布石みたいな話だったけどこれ3期やる予定あるんだろうか。
最後が合宿へ向かって終わりってのも物足りないのでぜひともやっていただきたい。


総括。
1期2クール、2期2クールということで合計4クールもやったこの作品。
4クールと言えば1クールの4倍ですよ4倍。それだけやれば否応なく作品に対する思い入れが生まれてくるわけだが。
それを抜きにしても本当に「よく出来たかるたアニメ」だったと思う。そもそもかるたアニメなんてちはやふる以外何かあるのだろう。
作品そのものがスポ根路線のせいか少女漫画然とした部分がほとんどなく純粋に競技を見ているノリで見られたのが大きいか。
キャラの掘り下げもよく出来てるし競技そのものもかるたの詩を知らなくても読み合いや躍動感だけで十分楽しませてくれたし。
個人的な意見だけどヒカルの碁に似ていたのかなと。ルールや内容をあまり知らなくても楽しめる競技作品ってことで。
前述どおりここで終わるのは勿体ないので多少間を開けてもいいから3期以降やってもらいたいものではある。