せい☆どく

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感想垂れ流し系

Go!プリンセスプリキュア 第50話 「はるかなる夢へ!Go!プリンセスプリキュア!」

何と言う圧倒的劇場版作画。
この回のしわ寄せは全部ドラゴンボールに押し付けよう。


おおおお…ハマーン様を1話killした挙句クローズ復活とかどうするんだろう最終回と思った展開をこうも綺麗にまとめるとは。
クローズさんの株を下げることなく、それでいて希望と絶望の関係を端的に表現したこれ以上ないくらい綺麗なオチだったのではなかろうか。
希望と絶望は表裏一体だからそれも含めて乗り越えていくと言ったはるはるに対して食い下がるでも否定するでもなく素直に引いてくれる度量は今までずっと殴りあってきた間柄だからこそか。
お互いが一番相手のことを理解していると言う意味ではカナタ王子よりよほどはるはるの理解者かも分からんね。
いや王子は王子でプリキュア世界でも有数の有能な男キャラではあるのだが…あの男泣きは格好良かったです。そりゃ感無量だよなぁと。
しかし初期幹部がここまで立場向上したプリキュアってのもなかなかないような。ラスボス化ですらめったに無いことなのに。
そのせいで若干はるはるとそれ以外の出番格差が如実だった気がしないでもないがまぁさすがにそのくらいは許してもらっても良いだろう。主人公だし。
最後はそれぞれなりたい大人?になった4人の姿で締めるのも夢がテーマであることを考えると実に良し。どうせ映画ではまた子供の姿になる。


総括。
正直この前のプリキュアがあまりにも肌に合わなかったので今回はどうかなーと不安半分で見ていたのだが。
最初から最後まで特にダレることもなくきっちり描き切ったのはある意味予想外であった。多分スタッフ的にも前作を教訓に頑張ったんだろうなと思える要素がチラホラ見えたし。
爆発的なネタ回はなかったもののその優等生っぷりも実にGOプリらしいと言うか、清く正しく美しくがぴったりなプリキュアではあった。
そんな優等生の後にお出しされるウィッチーズプリキュアはどうなることやら。この出来の良さを維持するのかまたネタになってしまうのか。
とりあえずほっちゃんに期待してます。