あれ…お盆休みって何時までだっけ…。
明日は多分大丈夫なはず。多分。
終物語
八九神。
扇ちゃんの正体はアララギ君から生じたものでありくらやみでもなんでもないので本質を暴けば勝手に消えちゃいますよ。
実際それをやろうとしたらアララギ君がまた甘いとこ見せてエクストリーム自殺になりかかったので忍野メメがやってきてズバっと解決めでたしめでたし…と。
散々引っ張った割にえらい軽いオチと言うかそれで良いのと思うような解決方法だったなー。まぁ元から雑談9割の作品ではあるのだが物語シリーズは。
扇ちゃんの正体に関しては致命的なネタバレを踏まなかったとは言え大体そんなものだろうとは思っていたのだがまさか八九寺同様扇ちゃんまで救うことになるとは思わなかった。
正体不明であることが原因なんだから名と立場を与えて正体明白にすれば無事解決ですよと言うのは簡単すぎて肩透かしと言うか感心すると言うか。
単に言葉で言っただけで納得して帰る辺りくらやみさん素直すぎやしませんかね…。
もちろん扇ちゃん側の納得あってこその解決策なんだろうけどそのくらいで解決するなら今までの苦労はなんだったのだろうと思わなくもない。
とは言え全体の流れと言うか今まであちこちに散りばめた伏線や設定の拾い上げはまさにお見事と言う他なく。
カタツムリから転じてナメクジ→三すくみ→ヘビの代わりに八九寺を神に据え付けるとかどこからこの設定考えてたんだろう西尾維新は。
扇ちゃんがくらやみじゃない云々は斧乃木ちゃんの矛盾発言的に多分途中で設定変わったのかなって感じはするけど。
まぁ元から考えてたにせよ途中で辻褄合わせたにせよ致命的な齟齬を起こさずなんだかんだふわっと軟着陸させられる辺りやっぱり話作りの才能はあるなぁこの作者は。
これ以上ないくらい綺麗に終わったようにみえるけど原作はまだ続いてるんだっけ。
原作が続く以上アニメも続くだろうなぁ…。
セントールの悩み 第06話
馬でトイレに座るのは大変そうだ…。
今回は前半からディストピアっぷりが見え隠れして実に不穏な話であった。
内容自体は髪を切るだの切らないだの女の子らしいキャッキャウフフ話なのに色を指摘したら捕まるだのアホ毛を切ったら罪だの。
まぁ髪の色を指摘するのが差別的だってのはまだ分からなくもないのだが有翼人が天使の輪っか切ったら証明書持ってないと警察沙汰ってどういう事情なのか…。
種族的特徴を損なう行いをしたら矯正させられるってことだし他者への対応だけでなく自身への対応すら雁字搦めすぎる世の中で。
とりあえずウマ娘はぱっつんの方が良いと思います。
後半は各ヒロインそれぞれの家庭の事情問題?を色々見せてた気がするんだけど委員長の父親への言及が重すぎるせいでその辺全部すっ飛んでしまった。
本気で画家を目指しているなら子供を泣かせてもやりきるべき、才能がないくせに中途半端に良い父親ツラして親としても絵描きとしても未熟なまま子供の補助金目当てで暮らすのは最低だとか翌日首吊ってもおかしくない言葉の棘すぎる…。
委員長が仕事だかバイトだかして家庭を支えてる以上父親に対してそれを言う権利はもちろんあるんだろうけど。
ナイツ&マジック 第07話 「New & Old」
ヒートロッドだこれ。
主人公チームの開発した新型機に国の精鋭がズタボロ…なんて展開にはならず思ったより一進一退の良い勝負であった。
機体性能は確かに飛び抜けてるんだろうけどその分扱いにくいし燃費も悪いので時間が経てば経つほど不利になる。
ましてパイロットの練度で言うならこちらはまだまだひよっこ揃い、時間稼ぎに徹せられたら活路を見出すのも難しく結果惜しくも引き分け…と。
主人公の俺TUEEE展開に利用されるのではなくお互い見せ場のある良い御前試合だったなー。
国御用達の開発爺もただいけ好かない老害エリートではなく喜々として若者の言葉を聞いて吸収していく頼もしい老人だったし。
そもそもエル君の発案は生産性や燃費が度外視されてるものばかりなのでこうして量産しやすいようにブラッシュアップしてくれる機関があるのは実に幸運なことか。
これだけ柔軟な発想を外に垂れ流すとエル君の利点である現代知識が薄れてしまうのではないか…と思わなくもないのだがまぁ魔法の才能もピカイチだしその辺は心配する必要なさげか。
しかし他の機体は燃費悪いと言ってもまだ実用範囲内なのに自分の専用機だけクソ燃費と引き換えに完全にガンダム世界の速度になってる辺り抜け目ないと言うか趣味全開と言うか。
そのうちトランザム的な機能も搭載しそうで困る。
王家専用機まで新たに作ってたけどこれらが活躍する話ってあるんだろうか。
一応次回は戦闘回っぽいけども。