キュアホイップ…なんて強さだ…。
いやーとてもとても良い最終回であった。
前回が良い話すぎて残り1話何するんだろうと思ってたけどここまでギャグに振り切るとは。
それでいて心残りだったドクロクシー関連もきっちりハッピーエンドに収めるソツのなさ。まさか最後の最後にクシーが戻ってくるとは思わなかった。
虫歯の残留思念がお菓子求めて徘徊するボケ老人みたいな扱いだったのにまさか冷凍みかんの力で復活したとでも言うのだろうか…。
元々放送中もギャグ回はレベル高い話が多かったけど最後の最後までもとびきりのやりたい放題だったなぁ。しかも次回作とのバトンタッチもこなす高度プレー。
と言うか今後もライダーみたいにこの橋渡し回続けるつもりなのだろうか。後日談話が増えるなら個人的にはありがたいのだがそして◯年後がやりにくくなる気がしないでもなく。
今回みたいにJCに戻す手は何度も使えないだろうしそもそもこれ神になったはーちゃんだからこそ出来る荒業か。完全にまど神様みたいになってまぁ。
次回作との時系列とのズレは考えないように。
総括。
プリンセスプリキュアがかなり完成度の高い話だっただけに今作はどうなるものかと不安半分で見ていたのだが。
実際1話2話は話のテンポや作画が気になるところではあったけど段々尻上がり的に面白くなって最終的には前作に勝るとも劣らない良作になれたのではなかろうかと。
メインのプリキュアを2人に絞ることで2人の関係性やキャラの掘り下げを十分行った上に前半後半で敵と舞台を変えることによりメインキャラの少なさによる中だるみもカバー。
それでいて追加戦士はきっちり投入するバランスの良さはよく考えられたストーリーだったなぁと。
まぁ後半追加の敵がやや影が薄いというか最終的にドクロクシー一味の方が魅力的だった感は否めないけど元々会話の通じる存在ではなかったしそこは致し方なしか。
本来のターゲットである子供達にとってデウスマストという概念的な存在は分かりにくいんじゃないかなと言う懸念もあったのだが今更そこを心配しても後の祭りと言うことで。
次回はまた5人のプリキュアに戻るようだけど肉弾戦減らすなど変化を入れる工夫も入れていくらしいし素直に楽しみにしておこう。
強いて言うなら主役の子の演技がもうちょっとアニメ寄りになってれば良いかなと。
